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「原爆の日」に広島市職員を転倒させるなど集団暴行の疑いで中核派活動家5人を逮捕 広島県警

広島

2023年の「原爆の日」に、広島市の職員に集団で暴行を加えた疑いで、中核派の活動家5人が逮捕されました。警察は28日朝、全国の活動拠点など14カ所を家宅捜索しました。

警察の家宅捜索
「前進社の責任者は直ちに扉を開けて出てきなさい。」

中核派の活動拠点の1つ、広島市南区にある前進社中国支社では、警察の呼びかけに応じず、出てきた人物が捜査員と言い争う場面も見られました。

記者
「午前7時29分です。広島県警の捜査員が建物に入っていきます。」

捜索は東京や大阪、宮城など全国8都府県14カ所で行われ、東京と大阪の中核派活動家5人の男が逮捕されました。

5人は2023年8月6日午前5時50分ごろ、デモに参加するために、広島市中区の原爆ドーム前に集合した際、市の職員にスクラムを組んで体当たりした疑いがもたれています。

警察は押収物などを調べて事件の全容解明を進めています。