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原爆資料館 行列ゼロへ!スマートフォンで入館 広島

広島

広島市の原爆資料館の展示が一部入れ替わり、ウクライナ語での音声ガイドも始まりました。また3月からスマートフォンで入館できるようになります。

展示品の劣化を防ぐため原爆で命を失った人たちの衣服など74点が入れ替えられました。また解説用の音声ガイドにウクライナ語が追加され15カ国語に対応します。

G7サミット以降来館者が急増し、今年度初めて年間180万人を超える見通しです。去年8月には最大で2時間待ちとなる長蛇の列ができました。

矢田息吹記者「このように並んで買う必要があった入館チケットが今度からはオンライン上でどこからでも買えるようになります」

混雑緩和を目的に16日から販売が始まった電子チケット。来館の90日前から買うことができ、2次元コード一つで簡単に入館できます。

東京からの観光客「並ばなくてすぐ入れるようになったらいいと思います」

広島市国際平和推進部 西田満担当課長「多い時は2時間待ちということも、あらかじめウェブで購入してスムーズに入館していただきたい」

電子チケットは島根県の松江城や石川県の21世紀美術館などでも導入されていて、入館待ちの行列解消につながっているということです。

原爆資料館によると16日午後3時時点ですでに7000人分近くの申し込みがあり、3月1日から利用することができます。