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“河井裁判”控訴審 元広島市議 あらためて無罪主張 広島

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河井夫妻による大規模買収事件をめぐり、一審で有罪判決を受けた元市議の控訴審初公判が行われ、元市議側があらためて無罪を主張しました。

元広島市議の藤田博之被告(85)は、5年前の参議院選挙で河井克行元法務大臣から妻の案里元議員を当選させるための報酬として現金70万円を受け取った罪に問われています。一審では罰金40万円などの有罪判決を受けていました。

控訴審初公判で弁護側は「一審の判決は事実誤認」としたほか、違法な司法取引による公訴権の濫用を訴えあらためて無罪を主張し、検察側は控訴棄却を求めました。

判決は4月16日に言い渡される予定です。