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今季一の暖かさ 紅梅に白梅も…春の足音近づく 広島

広島

13日は県内各地で春の訪れを感じる暖かい1日となりました。

法野未佐記者「広島市の縮景園では梅の花が見ごろを迎え、訪れた人を楽しませています」

色鮮やかな紅梅や可憐な花を咲かせる白梅。中区の縮景園には19種類、約140本の梅が植えられています。

園によりますといまは八分咲き程度で、今月末までが見頃だということです。訪れた人は一足早い春の訪れを楽しんでいました。

「梅を見ながらお弁当を食べようかなと思って、楽しみにきました」「暖かいですね。ジャケットもコートも脱いでセーターだけで来た」

13日の最高気温は中区で16・8℃と3月下旬並みの気温に。県内のほとんどの地点で今季一番の暖かさとなりました。

一方、寒さの厳しい県北にも春が訪れています。

地面からひょっこり顔を出す春の味覚フキノトウ。三次市穴笠町の坂居さんの自宅横に毎年自然に生えてきます。今年は暖冬の影響か例年より1週間ほど早く顔を出したということです。

坂居君枝さん「これが出たら春だなという思いがする。初物なので天ぷらですね」

徐々に聞こえてくる春の足音。来週にかけて季節外れの暖かい日が続くということです。