広島ホームテレビ

警視正の被告 初公判で起訴内容を否認 性的暴行などの罪 広島地裁

広島

マッチングアプリで知り合った20代女性に対し、性的暴行などをした罪に問われている警察幹部の初公判が行われ、男は起訴内容を否認し無罪を主張しました。

中国四国管区警察学校の警視正の被告の男(58)は、去年9月中区のホテルで21歳の女性に性的暴行をしたなどとして不同意性交などの罪に問われています。

起訴状によりますと被告の男は警察官の制服を見せ女性に始末書と題する書面を書かせていたとされています。

初公判で被告の男は「一緒にホテルに行きましたが性交はしていません」などと起訴内容を否認し無罪を主張しました。

検察は被告の男が捜査機関との連絡を装い「今接触しました」などと女性に聞こえるように声に出したり「関係を持てば上と掛け合って厳重注意にしてあげる」などと脅し行為に及んだなどと指摘しました。