広島ホームテレビ

営業秘密データをコピーしライバル会社に転職か 元営業所長の男を逮捕 広島

広島

会社の営業秘密データを不正にコピーしてライバル会社に転職したとして、元営業所長が不正競争防止法違反の疑いで逮捕されました。

鳥取県米子市の会社員の男(54)は、広島市西区に本社がある建設機械レンタル会社の米子営業所長だった2022年8月、自社の営業秘密のデータを不正にコピーした疑いがもたれています。

営業所長の権限を使い、営業秘密となる重機の稼働状況などが記載された稼働明細表のデータをコピーしたということです。

その3か月後にライバル会社に転職していました。

男は「コピーしたことは間違いないが、利益目的ではなくデータを窃取したつもりはありません」と容疑を一部否認しています。

コピーした社内データは稼働明細表を含み300GBあることから、警察はほかにも営業秘密の侵害にあたるものがないか調べています。