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老舗の酒造会社で新酒の寒仕込み 広島・呉市

広島

毎年この時期に行われる新酒の仕込み作業が、広島県呉市の老舗酒造会社で始まっています。

呉市の「三宅本店」では、1年で最も寒いこの時期にあわせて「大吟醸」などの高級酒の仕込み、「寒仕込み」が行われています。

冬場の仕込みは、雑菌が繁殖しにくく時間をかけて行うため、酒造りに適しているといわれ香りがよくまろやかな味わいに仕上がるということです。

2024年は約100万Lを仕込みます。

三宅本店杜氏 地蔵堂多紀さん
「仕込むのに気温が低くないと、蒸したお米も温度が下がらないので、この寒い時期に仕込むのが一番良いお酒になりやすい。家族みんなで一緒に飲んで頂けたらと思います。」

「寒仕込み」は、2月中旬まで続き、新酒は、早いもので2月から販売されます。