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ICAN新事務局長 広島を初訪問 被爆者と面会

広島

核廃絶へ広島を初訪問です。

元オーストラリア国際開発大臣のメリッサ・パークさんは2017年にノーベル平和賞を受賞したICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンの新しい事務局長です。

広島訪問は初めてで中学1年のときに被爆した笠岡貞江さん(91)と面会し、原爆で両親を亡くしきょうだいで戦後を乗り越えてきた証言を聞きました。

ICANメリッサ・パーク事務局長「NPT(核拡散防止条約)は国際的な軍縮の仕組みの中核とされているが2010年以降は機能していない。核兵器禁止条約は軍縮活動が行われている唯一の場所」

20日は原爆資料館で記念公演があり、21日は長崎の平和公園を訪問し、被爆者と面会する予定です。