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能登半島地震2週間 日赤広島県支部 被災地支援の活動を報告

広島

能登半島地震から2週間です。被災地で医療支援にあたっていた県内の救護チームが現地での活動を報告しました。

石川県内では221人の死亡が確認され、今も22人の行方が分かっていません。被災地では雪が振り16日にかけて吹雪の恐れがあるなど厳しい状況が続いています。

医師や看護師らを派遣する日本赤十字社の広島県支部は、被災地から戻った第一班の活動を報告しました。

日本赤十字社広島県支部 窪田由組織振興課係長「七尾市は断水の状況が続いていますし、(避難所によっては)おにぎり、パンが続くと健康面に影響がでてくる。健康維持をするためにも(適正な)食事は必要」

現地入りした9人は3日間かけて七尾市内7カ所の避難所を回りました。食事など健康管理のほか、新型コロナやインフルエンザなど感染症対策も必要だといいます。

日本赤十字社広島県支部 窪田由組織振興課係長「(避難所は)かなり密集・密接の状態になるので一人感染症をおこせば拡大する懸念がある」

日本赤十字社広島県支部では現在活動している第二班の救護班につづき、第三班の救護班を今月21日から派遣することにしています。