広島ホームテレビ

マイクロンメモリジャパン広島工場に新たな工業用水施設を整備 湯崎広島県知事が会見で明らかに

広島

広島県東広島市のマイクロンメモリジャパンの工場に対する工業用水の供給量が、ほぼ上限に達したことを受け、広島県などは新たな工業用水の施設を整備することになりました。

東広島市にあるマイクロンメモリジャパンの工場は、市内にある三永水源地から工業用水の供給を受けています。

この水源地からの工業用水の契約は、すでに1日の上限に達していて、これ以上供給できない状態でした。

広島県と県内14の市町でつくる県水道広域連合企業団は、土師ダムを水源に工業用水施設を整備し、1日あたり2万6000㎥を供給します。

事業費は約30億円で、このうちの3割は国の交付金を充てることにしています。

湯崎英彦広島県知事
「工業用水事業を着実に進めるということは、本県の投資の促進、雇用機会の創出につながるものと受け止めております。」

マイクロンメモリジャパンでは、2026年から次世代型の半導体の生産を目指しています。