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路面電車乗り入れへ 広島駅60tの「大ばり」設置 

広島

重さは60tです。新しい広島駅ビルの2階に乗り入れる路面電車の橋げたを支える「大ばり」が設置されました。

児玉比呂記者「午前0時40分をすぎました。最後の『大梁』を設置する工事が始まろうとしています」

未明の広島駅南口では路面電車が走る「橋げた」を支える重さ60t、横11.9mの大ばりが設置されました。

4つの線路がある駅ビルの出入り口部分から2つの線路に合流する部分を支えるため、ほかの「はり」よりも強い負担がかかるということです。

この工事で高架を支えるすべての橋脚が設置されました。

広電広島駅JV工事事務所 平井修副所長「無事に架設まで終了してホッとしています。路面電車を乗り入れられるよう着実に1つ1つの作業を進めていきたい」

高架工事の進ちょく率は40%ほどで、来年夏には駅前交差点をまたぐ長さ40mの「橋げた」が設置される予定です。