かつて福山城の天守に張られていたとされる鉄板などが城跡の発掘調査によって発見されました。
7日から始まった広島県福山市の福山城跡本丸東側の発掘調査によって出土したのは鉄板や鉄くぎなど18点です。
江戸時代初期に築城された福山城は北側の防御が弱かったため、全国で唯一天守に鉄板がはられていたとされていますが、78年前の福山空襲によって焼失していました。
城跡から鉄板が見つかったのは今回が初めてで、福山市によりますと幅や厚みは2021年に寄贈されたものとよく似ているということです。
今回見つかった鉄板などは来月1日から21日まで福山城博物館で展示される予定です。