甘みが強く贈答用としても人気の高級ミカン「こだわりいしじ」の出荷が続いています。
「いしじ」は50年以上前に呉市倉橋町で発見された温州ミカンの品種でまろやかな甘さが特徴です。
園地全体をシートで覆い、水分管理を徹底しながら糖度12度以上の基準をクリアしたものだけが出荷されます。
今年は猛暑と雨が少なかったことから実は小ぶり傾向ですが、甘みが凝縮され味の濃いミカンに仕上がったということです。
生産者 落海政博さん「糖と酸のバランスが非常に良い近年にないほどおいしいミカンができました」
「こだわりいしじ」は12月下旬までに約25tの出荷を見込んでいて、県内のスーパーや百貨店で販売されます。