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【河井大規模買収事件】「被買収」元広島市議 が8日控訴 検察の取り調べの録音ファイルを所持主張 

広島

河井夫妻をめぐる大規模買収事件で
検察官の取り調べの録音ファイルを所持していると主張する元広島市議が
判決を不服として広島高裁に8日控訴しました。

元広島市議の木戸経康被告(68)は4年前の参議院選挙で
河井元大臣から妻の案里元議員を当選させるための報酬として現金30万円を受け取った罪に問われ、
先月26日、広島地裁から、罰金15万円、追徴金30万円の判決を言い渡されました。

木戸被告は、1審の判決を不服として、8日、広島高裁に控訴したと発表しました。

木戸被告は、検察に供述を誘導されたとする、録音ファイルの存在を明らかにしており、
1審では証拠として採用されなかったこのファイルを再提出するかどうかも含め検討しているということです。