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台風14号 一夜明け不明者捜索 交通影響続く 広島

広島防災・災害

台風14号の県内接近から一夜が明けました。

廿日市市では行方不明になっている男性の捜索が行われているほか、交通への影響が続いています。

3連休をおそった大型の台風14号。

廿日市市津田と安芸太田町内黒山では24時間の雨量が350mmを超えるなど、県内3地点で観測史上最大となりました。

廿日市市浅原では鶏小屋を見に行った82歳の男性の行方が分からなくなっていて、20日も消防と警察40人体制で現場付近の川を中心に捜索が行われています。

鶏小屋の前には水路があり、警察と消防によりますと男性が水路に流された可能性もあるということです。

岡森 吉宏記者「普段は通勤ラッシュでにぎわうJR広島駅ですが、在来線改札前には柵が設けられ閑散としています」

JRの在来線は台風の影響で線路などに不具合が生じていないか点検を行うため、始発から広島地区のすべての在来線で運転を取り止めています。

線路の点検は広範囲にわたるため、運転再開は夕方以降になる見込みです。

JRの運転取り止めをうけて、バス乗り場には多くの人が列を作りました。

通勤客「きょうの朝見たら、(JR在来線が)全部止まってたのでバスに。バスが動いていてよかった」

通勤客「普段はJRで行くけどバスで。遅れるけど、会社もさすがに許してくれると思う」

交通各社はホームページなどで情報を確認するよう呼びかけています。