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広島市・廿日市市で「大雨特別警報」(14日午後10時現在)

広島防災・災害

広島県内は14日も記録的な大雨に見舞われ、広島市と廿日市市では「大雨特別警報」が発表されています。最大級の警戒をしてください。

斉藤俊幸記者(安芸高田市)
「川が音をたてすごい勢いでながれていきます。さらにこちらの道路は崩落し深くえぐられています。」

連日の雨のため、広島県内の降り始めからの降水量は安佐北区三入で454.5ミリ佐伯区湯来町で433.5ミリなど(14日午後4時現在)を観測しています。

また14日、広島市と廿日市市には大雨特別警報が発表されています。

命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保しなければならない状況です。最大級の警戒をしてください。

●中塚晃記者
「安佐南区山本です。あちらの山側から流れ出した土砂が住宅地に押し寄せました。大木が車を押し倒しているのがみえます。」
付近の住民
「80年来ここに住んでいるけどこういうを見たのは初めて。水の勢いは半端じゃない。あらためて水の力を思い知らされました。」

広島市西区の住宅街では、14日午後7時ごろ土砂が建物に流入する被害がありました。

広島市消防によりますと裏山が崩れ、数棟に土砂が流入したということです。ケガ人などがいないか現在確認中です。

各地で避難所も開設され、現在も特別警報が出ている広島市や廿日市市をはじめ、安芸高田市などで警戒レベル5の「緊急安全確保」が発表されています。

さらに県内では15日にかけても非常に激しい雨が予想されています。