今年2月に南鳥島沖の海底から回収された泥から希少なレアアースが確認されたことが分かりました。近く分析結果が公表される見通しです。
今年2月、探査船「ちきゅう」が南鳥島周辺の深さ6000メートルの海底から泥を回収し、海洋研究開発機構は成分の分析を行っていました。
関係者によりますと、回収された泥からは半導体の製造装置などに使用されるイットリウムなど重希土類と分類される希少なレアアースが確認されたということです。
分析結果は近く公表される予定です。
世界の供給を握る中国はこうしたレアアースへの輸出規制を続けていて、政府は供給元の多角化を進めています。
南鳥島沖では、過去に行われた海底の地質調査でイットリウムなどのレアアースが確認されていました。
今回、回収した泥からも希少なレアアースが確認されたことで事業化に向けた動きが加速することになります。
内閣府は来年2月の実証試験で事業として採算が取れるのかなど、経済性を評価する予定です。