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ハンタウイルス感染疑いの3人を船から搬出しオランダの病院に移送中 WHO発表

国際

 クルーズ船での集団感染が疑われる「ハンタウイルス」を巡り、WHO(世界保健機関)が感染の疑いがある3人をオランダの病院に移送中だと発表しました。

 WHOのテドロス事務局長は6日、「ハンタウイルスへの感染の疑いがある3人が船から搬出された。オランダで治療を受けるために移送中だ」とSNSで明らかにしました。

 「WHOは引き続き乗客乗員の健康状態を綿密に監視し、必要に応じた医療や搬送の支援を行う」としています。

 アフリカのカーボベルデの沖合に停泊中のクルーズ船には乗客乗員約150人が残っていて、日本人1人も含まれています。

 船は今後、3日間から4日間かけてスペイン領のカナリア諸島に向かい、検査や治療、帰国の手続きなどが行われます。

 大西洋を航行していたクルーズ船を巡っては、これまでに乗客乗員の合わせて8人がハンタウイルスへの感染を確認または疑われています。

 うちオランダ国籍の夫婦とドイツ国籍の女性の3人が死亡しています。

 WHOはハンタウイルスについて、インフルエンザや新型コロナウイルスとは異なり、一般市民に感染が拡大するリスクは低いとしています。