北海道や三陸沖で相次ぐ地震について、SNSでは過去の映像を流用した投稿や「人工地震」とする誤った情報が投稿されています。外国語による投稿も海外で広がりを見せていて、専門家は観光に影響する可能性もあると指摘します。
20日に発生した三陸沖地震に関する投稿には「きょう日本を襲った地震」という中国語とともに過去の地震の映像が流用されています。
この投稿は28日時点で90万回以上、閲覧されています。
また、返信では「死体が山積みになっている。メディアをコントロールし、真実を報道させないようにしている」とする誤った情報が投稿されています。
国立情報学研究所の佐藤教授は「今回の地震では政府の注意喚起によって国内では誤った情報が以前と比べて広がりを見せていないものの、海外で拡散されている傾向がある」と指摘します。
国立情報学研究所 佐藤一郎教授
「(海外の人には)実情が分からないので、偽の情報が本当かもしれないと思い拡散してしまう。(誤情報が拡散されると)日本に観光に行こうと思っていた人が取りやめることになり、経済的な不利益を得ることになる」
SNS上では他にも根拠を示さずに「人工地震だ」と説明する投稿など、誤った情報が広がっています。
政府は災害時における嘘の情報や誤った情報は救助活動や復旧の妨げになるとして、安易に投稿・拡散しないように呼び掛けています。