刑事裁判をやり直す再審制度の改正案を巡り、自民党は法務省に政府案の見直しを求めました。来週にも修正案が示される見通しです。
自民党 鈴木馨祐司法制度調査会長
「様々な視点も含め、法案の修正、これも排除せず、法案の修正も含め検討するということで(法務省に)指示をしたところであります。恐らく来週にはこうしたなかでの議論、これが進んでいく」
政府は今の国会での刑事訴訟法の改正を目指し、10日に改正案を閣議決定したうえで国会に提出する予定でしたが、与党内からの異論を受けて先送りにしました。
自民党の議論の取りまとめ役を務める鈴木前法務大臣は「閣法で重要広範なので当然期限がある」と述べ、今の国会での成立に向けて来週にも政府の修正案が提示されるとの見通しを示しました。
自民党 井出庸生衆院議員
「法務省がしっかりと対応してくれなければ、もうこの部会を10年でも20年でもやるっていうことを申し上げました」
自民党の一部からは再審開始決定への検察官の不服申し立てについて全面的な禁止を求める声が根強く、修正案が提示されても折り合うのは難しい状況です。
政府内からも「今の国会での成立は難しいのではないか」との見方が出ています。