アメリカのトランプ大統領は「相互関税」などへの違法判決を受け、関税交渉の相手国が合意を見直す動きを見せたら「高い関税を課す」と牽制(けんせい)しました。
トランプ大統領は23日、自身のSNSに「相互関税」などを違法と判断した連邦最高裁に対し、「無能な最高裁は間違った人々のために偉大な仕事をした。恥ずべきだ」などと投稿し、改めて強い不満を表明しました。
トランプ大統領は代替措置を念頭に「法的に確実な、はるかに強力で不快な方法を行使できる」と強調しました。
また、これまでの関税交渉でアメリカと合意した相手国に対して「馬鹿げた判決を受けて駆け引きしようとする国には、合意したものよりも高い関税や厳しい措置を取る」と牽制しました。
アメリカの税関当局は最高裁が違法判決を出した「相互関税」などの徴収を24日午前0時以降に終了します。
トランプ政権は「通商法122条」を新たな法的根拠として、24日午前0時すぎから日本を含む各国からの輸入品に一律10%の追加関税を発動すると発表しましたが、その後、トランプ大統領は税率を15%に引き上げると表明しています。