「婚活パーティー」の司会などを委託していた個人事業主に取引条件の一部を明示しなかったとして、公正取引委員会は結婚相談所の「ZWEI」に勧告を出しました。
公正取引委員会によりますと、ZWEIは婚活パーティーの司会やカウンセリングなどの業務を個人事業主に委託していました。
その際、報酬の金額や支払日といった取引条件をメールで示していましたが、去年11月から約半年間にわたり、個人事業主134人に対して働く場所など取引条件の一部を明示していませんでした。
そのため公取はフリーランス法違反と認定して改善を求めるとともに、研修を行うなどして社内体制を整備するように勧告しました。
ZWEIは「厳粛に受け止め速やかに改善を図っています」コメントとしています。