ダイハツ工業は手動のスライドドアを強く開けると部品が変形し、ドアが閉まらなくなってしまう恐れがあるとして23万台余りのリコールを国交省に届け出ました。
リコールの対象は2021年12月から今年5月までに製造されたダイハツの「ハイゼット」やトヨタの「ピクシス バン」、スバルの「サンバー」など計6車種、合わせて23万4750台です。
国土交通省によりますと、手動式スライドドアを強い力で開けるとドアを止める「ドアストッパー」が変形し、そのまま使用を続けると最悪の場合、ドアがこのストッパーを乗り越えて戻らなくなってしまう恐れがあるということです。
これまで12件の不具合が確認されていますが、事故は報告されていません。
ダイハツは対象車両すべてで部品の交換や点検を行うとしています。