中国軍初の電磁式カタパルトを搭載した空母「福建」の就役式が中国南部の海南省で開かれました。中国として3隻目の空母となります。
新華社通信によりますと、就役式は海南省三亜市の軍港で5日午後に開かれ、習近平国家主席も出席しました。
習主席自らが電磁式カタパルトのボタンを押し、最新鋭のステルス戦闘機「殲(せん)-35」を発艦させたということです。
習主席は「専門技能と戦闘能力を絶えず高め、福建艦の戦闘力向上に貢献してほしい」と述べ、隊員らを激励しました。
新華社通信は福建が中国で3隻目の空母で、電磁式カタパルト技術は「世界先進レベル」だと強調しています。