広島ホームテレビ

　インドネシアの寄宿学校で礼拝堂が崩壊した事故について、現地当局は捜索活動を終え、61人の死亡を確認したと発表しました。

　インドネシアの東ジャワ州で先月29日、イスラム系の寄宿学校の礼拝堂が崩壊し、多くの生徒らががれきの下敷きになりました。

　捜索は1週間以上にわたって行われましたが、現地当局は7日、すべての活動を完了したと発表しました。

　61人の死亡が確認され、約100人がけがをしたということです。

　現地メディアによりますと、当時、礼拝堂では無許可で増築工事が行われていて、重さを支えきれずに崩壊したとみられています。

　事故を受け、プラボウォ大統領は全国の寄宿学校を対象に安全点検を指示しました。