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遺体間違え引き渡し 68歳と65歳を取り違え 警視庁

社会

 警視庁は多摩中央警察署が男性の遺体を別の遺体と取り違えて葬儀業者に引き渡していたと明らかにしました。

 警視庁によりますと、多摩中央警察署管内で5月5日に65歳の男性が、11日に68歳の男性がそれぞれ自宅で死亡しているのが見つかりました。

 遺体は腐敗が進んでいたため、身元の特定のためDNA鑑定が行われました。

 7月下旬に、身元が先に特定された65歳の男性の遺体を葬儀業者に引き渡す際に誤って68歳の男性の遺体を引き渡したということです。

 その後、68歳の男性の遺体を遺族に引き渡そうとしたところ、遺体がなかったため取り違えが発覚しました。

 葬儀業者に引き渡された遺体はすでに火葬されてしまい、警視庁は今月26日、遺族に謝罪しました。

 担当者が安置室の扉に誤った名前を書いたことが原因だということです。