暴力団組員の男が営利目的で大麻を所持した疑いで逮捕された事件で、広島警察は共政会二次団体の事務所を家宅捜索しました。
指定暴力団共政会原田組の組員の男は、8月、広島市中区十日市町の集合住宅の一室で、営利目的で大麻を所持していた疑いがもたれています。
警察によりますと、部屋からは個人で使用するとは想定しづらいほどの量の大麻とみられるものが、ビニール袋などに小分けにされた状態で見つかったということです。
警察の調べに対し、逮捕された組員の男は黙秘しています。
警察は25日、組員の男が所属する暴力団事務所を家宅捜索し、組織的に関与している可能性もあるとみて調べています。