ロシアのラブロフ外相とアメリカのルビオ国務長官が会談しました。ウクライナ情勢を巡り、ルビオ国務長官はロシアの柔軟性の欠如に失望していると述べました。
会談は10日、ASEAN(東南アジア諸国連合)関連会議が行われているマレーシアの首都クアラルンプールで行われました。
会談は約50分間続きました。
会談後、ロシア外務省は平和的解決策を見出すための相互のコミットメントを確認したと声明を発表しました。
一方、ルビオ国務長官は記者団に対しアメリカはロシアの柔軟性の欠如に失望していると述べました。
また、ロシア側は和平に向けた「新たな異なるアプローチ」を提案したと述べましたが、詳細は明らかにしませんでした。