29日はこの梅雨の時期に使う言葉を集めてみました。梅雨寒や梅雨冷えという寒さに関する言葉は使う頻度が減りましたよね。
そこで東京の梅雨寒の日を調べてみました。
気温が20℃未満の日を1980年から5年ごとに並べると、1980年代や1990年代は10日以上あるのに対し、2000年以降は減っているのが分かります。今年もなく、むしろ暑さが記録的です。
6月の真夏日日数は各地で過去最も多くなっています。実際のデータからも梅雨寒とは言いづらいですよね。今年は暑さが前倒しで長い長い夏となりそうです。この先も軒並み30℃以上が並びます。本来なら28℃前後なので真夏並みの暑さです。
ただ、天気の傾向は変化が出てきます。7月1日から4日はくもりや雨マークが増えました。天気急変タイプで、局地的な雷雨や突風に平野部でも注意が必要です。今年の梅雨は極端な天気のメリハリ型です。暑さにも雨にも備えていきましょう。
30日の天気です。日中は日差しが届き、30℃を軽く超えて、前橋と熊谷は猛暑日です。午後は北部や西部の山沿いでは急な雷雨にもお気を付け下さい。夕方から夜にかけてが雷雨のピークとなりそうです。