28日に中国に返還されるパンダの姿を一目見ようと、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドには朝から多くの人が訪れています。
(中村想人アナウンサー報告)
2頭のパンダが暮らすパンダラブの前です。こちらには今、100人以上のファンが集まり、パンダとの最後の別れを惜しんでいます。
日中合同のパンダの保護プロジェクトが契約満了となり、良浜、結浜、彩浜、楓浜の4頭すべての返還が決まりました。
一般観覧最終日の27日は開園前からおよそ1400人が並び、最大100分待ちとなっています。
和歌山県在住 来場者
「すごく寂しいけど、ありがとうという気持ちと無事向こうに着いてほしいなと」
京都府在住 来場者
「悲しい気持ちがいっぱいなんですけど、中国行っても幸せに楽しく暮らしてくれたらいいな」
午後4時からはお別れのセレモニーが開かれ、3500人の観客と思い出を振り返ります。
4頭のパンダは28日、中国へと出発します。