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「かけ放題」悪用で売り上げ増 脱税疑いで会社代表を刑事告発

社会

 「トラフィックポンピング」と呼ばれる手口で売り上げを伸ばしていた都内の会社と代表の男が1億2000万円を超える所得を隠し脱税したとして、東京国税局に刑事告発されました。

 豊島区にある携帯電話回線の関連会社「ワールドネット」と山中亮一代表(55)は、おととし11月までの2年間で、およそ1億2600万円の所得を隠し、法人税など3200万円ほどを脱税した疑いが持たれています。

 関係者によりますと、山中代表は通信事業者の「かけ放題」プランを悪用する「トラフィックポンピング」と呼ばれる方法に関連し、売り上げを伸ばしていたということです。

 また、知人の会社に架空の請求書を作成させ、手数料を支払ったように見せ掛けていました。

 ANNは取材を申し込みましたが、会社側からこれまでに回答はありません。