環境をテーマとしたさまざまな事業を実施しています
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■平成25年度『エコガク』報告レポート/第11回~第20回
平成25年度 第11回エコガク報告/府中町立府中小学校5年生
- 【 日 時 】
- 平成25年10月1日(火)9:00~10:00
- 【 場 所 】
- 府中町立府中小学校 オープンスペース
- 【 対 象 】
- 府中小学校 5年生 126人
今年度第11回目の巡回スクール・エコガクは、府中小学校5年生の皆さんを対象に開催しました。
府中小学校での開催は昨年に続き2回目で、みなさん真剣に授業に参加してくださいました。
■地球派宣言って何?
最初に、広島ホームテレビが行っている環境保全キャンペーン「地球派宣言」について紹介しました。
「地球派宣言」には三つの方針(①関心②理解③行動)があり、その方針を基に、さまざまな活動を行っている事や、世界18ヶ国2000種以上の生き物を「地球派宣言」スタッフが実際に撮影に行っていることをお話ししました。
キャンペーンスポット
取材先マップ~20年でたくさんの国や地域で取材したことが分かります~
■野生の王国の危機
2009年に実施したケニア取材を基に、野生の王国といわれるケニアの様々な動物の紹介や、現在、地球温暖化や森林伐採の影響で砂漠化が進み動物たちが生きられなくなっている現状を映像を交えお話ししました。
カメラに向かって手を振る児童また、ケニアの話の途中にはケニア取材の撮影の裏側の紹介をしました。
実物のカメラに児童の皆さんは興味津々。児童に気づかれないよう置いておいたぬいぐるみを映すと驚いていました。そこで、動物たちには近づいてもいい距離があり、それを保ちながら撮影していることをお話ししました。
■地球温暖化とは
地球温暖化とは「地球温暖化」とはどんな現象が地球に起きているのか図を用いりながら説明しました。
「地球温暖化」がこのまま進むと地球はどうなってしまうのか、そして、「地球温暖化」の原因となっている温室効果ガスの代表的な二酸化炭素が普段の生活でどのくらい排出されているのか学んでいきました。
一生懸命メモを取っていました
クイズの一例現在の日本では主な発電方法が火力発電の為、発電するためにたくさんの二酸化炭素が排出されています。電気を沢山使うと、沢山発電をし沢山の二酸化炭素が排出されてしまう為、「地球温暖化」を進行させないためにも、節電を心がけないといけないこといけないことがわかったと思います。
また、今日の学習の復習を含めて家庭でできるCO2削減クイズを行い、身近な生活の中で二酸化炭素を減らせる事を学んでいきました。
■後日、今回の授業の感想文をいただきましたので一部抜粋しご紹介します
素敵な表紙付きで感想文をいただきました!
●地球派宣言は、私たち未来のためにあるんだなと思いました。いろいろな工夫をして生き物や自然をとっていらっしゃるのは環境についての意識を私たちにもたせるためということを知りました。
●気をつけようと思ったことは「使わない家電製品はコンセントを抜く」と「エアコンの温度は、冬は20度に夏は28度に」です。これは気を付けたいと思います。
●地球派宣言の映像を見せくれました。わずか45秒だけれど自然の中にいる気分にしようとしているんだなと思いました。
平成25年度 第12回エコガク報告比治山大学公開講座
- 【 日 時 】
- 平成25年10月12日(土) 14:00~15:30
- 【 場 所 】
- 比治山大学6号館1階階段教室
- 【 対 象 】
- 比治山大学公開講座受講者 30人
今年度第12回目の巡回スクール・エコガクは、比治山大学の公開講座で行いました。
公開講座は地域に根差す教育研究を推進している比治山大学が市民の方にも参加してもらえる講座を開いているものです。今春、比治山大学生涯学習センターより地球派宣言に講師の依頼が来て実施することになりました。
■テーマは「世界自然遺産とエコツーリズム」
主催者側の挨拶
今回のエコガクは、春より比治山大学生涯学習センターの方との打合せをさせていただき、20年目を迎えた広島ホームテレビの環境保全キャンペーン「地球派宣言」が世界18ヶ国2,000種以上の生き物や自然の景観を取材してきた貴重なアーカイブ映像をもとに、各地の自然のすばらしさや暮らしを取り巻く環境問題を知ってもらおうという事で、「世界自然遺産とエコツーリズム」というテーマで実施することになりました。
■20年目を迎えた「地球派宣言」
今年10月で20年を迎えた「地球派宣言」―
地球派宣言がどんな思いで活動しているのか、どんな思いでキャンペーンスポットを制作しているのか、また、20年の中で行ってきた地球派塾やスポーツGOMI拾いなど様々な事業の紹介もしました。
■世界自然遺産とエコツーリズム
エコツーリズムとは?
最初に、今回のテーマでもあり、地球派宣言もこの考えのもとに取材を行っている「エコツーリズム」について説明しました。
そして、世界遺産を語るうえで今年6月世界文化遺産に登録された富士山はなぜ自然の山であるのに世界文化遺産だったのかに迫っていきました。
■世界自然遺産小笠原諸島
2011年に地球派宣言が取材した小笠原諸島。
独自の進化をしてきた、動物・植物の紹介や、180年前人間が入植したことにより生態系が変化してしまったことなど映像を交えお話ししました。
講座中の様子
また、カラスバトとその周辺の環境を守る為に、入森時外来生物の種や卵を持ち込まないよう衣類や靴底をきれいにし、さらにどんな目的でどこに何人入ったか小石でその日の人数がわかるようにしたうえで、認定したガイドさんの同行で入ることができる地域がある事を知ってもらいました。
ミナミハンドウイルカ
入森する為に衣類や靴底を
綺麗にしている様子
入森人数、入森目的を把握
する為、筒へ小石を入れます
カメラ実演の様子
小笠原諸島の話の途中には、撮影の裏側を知ってもらおうということで、小笠原諸島での魚やイルカなどの撮影の様子と、地上で撮影に使っているカメラを使っての実演をしました。
家庭用のビデオカメラと違うのは遠くからでも撮影できるレンズを使っているということや、動物たちには近づいていい距離があり、それ以上近づかないように遠くでも撮影できるカメラをつかっていることなどお話ししました。
■ニュージーランドの豊かな自然
講座中の様子
昨年11月に実施したニュージーランド取材を題材に、ニュージーランドの雄大な自然や、独自に進化してきた固有の動物や植物、世界自然遺産登録を目指しているテカポの星空などを紹介しました。
氷河が削られてできたミルキーブルーの氷河湖や、タカヘに代表される飛ぶことをやめてしまった鳥たち、また森の中に巣をつくるフィヨル・ドランド・クレステッドペンギンの生態など取材者の目線を通した話に、皆さん食い入るように映像を視聴しながら話を聞かれていました。
マウントクック
~ミルキーブルーの氷河湖
フィヨルドランド・
クレステッドペンギン
テカポの星空
今回のエコガクは公開講座での実施となり、さまざまな年代の方が集まっての講座となりました。3連休初日という事や、学校の運動会や西条で開催された酒祭りなど様々なイベントと重なった事もあった為か参加者が30人と少数ではありましたが、とても熱心な受講者ばかりでした。
また、後日、比治山大学生涯学習センターよりいただいた受講者のアンケートによると、満足度平均5.56(高6.0-低1.0)と高い満足度を得て頂いたようです。
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平成25年度 第13回エコガク報告広島市立安西中学校1・2年生
- 【 日 時 】
- 平成25年10月16日(水) 13:25~14:15
- 【 場 所 】
- 広島市立安西中学校 体育館
- 【 対 象 】
- 安西中学校 1・2年生 293人
今年度第13回目の巡回スクール・エコガクは、安西中学校1・2年生の皆さんを対象に開催しました。
安西中学校は、吹奏楽がとても盛んな学校で、第26回全日本マーチングコンテストにも出場が決定しています。今回のエコガクでは「道徳」の授業での実施となりましたが、皆さん意欲的に参加してくれました。
■授業開始前
授業開始前、生徒が続々と会場となった体育館へ入ってきました。
各クラスの学級委員長や先生の指導もあり、あっという間に300人近い生徒が整列し、授業をスムーズに開始することができました。
授業開始前の様子
弊社常務取締役業務局長 砂原の挨拶
■地球派宣言について
授業中の様子
最初に、広島ホームテレビが行っている環境保全キャンペーン「地球派宣言」について紹介しました。「地球派宣言」には三つの方針(①関心②理解③行動)があり、その方針を基に、さまざまな活動を行っている事、世界18ヶ国2000種以上の生き物を「地球派宣言」スタッフが実際に撮影に行っていることをお話ししました。
キャンペーンスポット
取材先マップ~20年でたくさんの国や地域で取材したことが分かります~
■野生の王国の危機
2009年に取材したケニアの映像をもとにライオン・チーター・ゾウなど、野生の動物の生態などの紹介や、燃料確保の為森林伐採や異常気象の影響で砂漠化が進み、動物たちの命が脅かされている現状を説明しました。生徒たちが大人になる頃には
何種類かの動物が絶滅しているかもしれないこともお話ししました。
ケニアでのお話しの途中には、普段見ることのできない撮影の裏側を紹介しました。
野生の動物をどうやって撮影しているのか、そして撮影で使っているカメラを使ってのカメラ実演。カメラで映させた生徒は恥ずかしそうにしていましたが、みなさん、とても興味を持ったようで、カメラ実演も大盛り上がりでした。
■世界文化遺産「富士山」と世界自然遺産「小笠原諸島」
今年、6月に世界文化遺産に登録された「富士山」。
なぜ、自然のものである「富士山」が世界自然遺産ではなく世界文化遺産だったのかとうことを最初にお話ししました。
そして、2011年に世界自然遺産に登録されたのが『小笠原諸島』。
その小笠原諸島を基に、一度も陸続きになったことが無い為に独自に進化してきた動植物の紹介や、人間の入植により独自に進化してきた生態系が変化しつつあること、また、『生態系』の意味について映像や図を用いりながら説明しました。
■地球温暖化について考えよう
地球温暖化の仕組み
地球温暖化の仕組みや今後地球温暖化が進むと生活にどのような変化がでるのかについて説明しました。
地球温暖化という言葉は耳にしたことがあると思いますが、なかなかその意味まではわからないという生徒が多かったと思いますが、今回のエコガクを通じて知ることができたのではないでしょうか。
■最後に...
質問する生徒
質問コーナーを設けたところ、「好みのアナウンサーは?」「撮影から放送までどのぐらいかかるのですか?」というような質問もあり、自然や環境に限らずテレビ局の事についても興味を持ってくれたようです。
また、最後に生徒の代表より今日の授業の感想や感謝の言葉を述べてくれました。
生徒の代表からの挨拶
安西中学校のみなさんは、授業中もしっかり話を聞いてくださり、講師の質問にも積極的に答えてくれるなど、とても真剣に授業に参加してくれました。今回のエコガクを通して、少しでも自然や環境に興味を持ってもらえたことと思います。
■後日、今回の授業の感想文をいただきましたので一部抜粋しご紹介します
●富士山がなぜ文化遺産なのかもすべては人間だということが少しでは足りないぐらい納得しました。今の自分に出来ることはほんの少しの事かもしれないけど、行動に移して頑張っていきたいです。
●地球派宣言はテレビで見たことがあって、あの自然の映像をテレビ局の人がわざわざ撮影しに行っているとは思いませんでした。
●自然界には、人間が関わったことにより、生態系がくずれるなどたくさんの悪影響がおよびますが、人の力で自然をよみがえらせることもできるということが分かりました。
●人間のせいで砂ばく化が進んで動物が死んで行ってしまう事は人類の大きな課題だと思う。
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平成25年度 第14回エコガク報告広島市立亀山南小学校5年生
- 【 日 時 】
- 平成25年10月22日(火) 14:05~15:05
- 【 場 所 】
- 広島市立亀山南小学校 南っ子広場教室
- 【 対 象 】
- 亀山南小学校 5年生 77人
今年度第14回目の巡回スクール・エコガクは、亀山南小学校で行いました。
亀山南小には理科の授業で読んでいただきました。今回初めて亀山南小学校での開催となりましたが、熱心な児童が多く充実した授業となりました。
■「地球派宣言」て何?
弊社常務取締役業務局長 砂原の挨拶
最初に「地球派宣言」について紹介しました。
「地球派宣言」は広島ホームテレビが20年前から行っている環境保全キャンペーンで、今までキャンペーンスポットの撮影などで世界18ヶ国2000種以上の動植物を撮影してきたことなどお話ししました。
■野生の王国の危機
亀山南小学校の通学路でもある亀山中学校の正門近くに「ほのぼの動物園」といって、亀山中学校美術部の生徒が描いた11頭の動物が飾られているスペースがあります。
今回、授業での題材を決めるにあたり、その情報を亀山南小学校HPから入手し、2009年に実施したケニア取材をもとに授業をさせていただく事にしました。
授業中の様子
野生の王国と言われるケニアの様々な動物の紹介や、燃料確保の為の森林伐採や異常気象の影響で砂漠化が進み、動物たちの命が脅かされている現状を説明しました。
狩りをするチーターや、兄弟で戯れるゾウなどの映像に児童は興味津々でした。
カメラ実演
また、ケニアの話の途中には、ケニアの動物をどうやって撮影しているのか、また、実際に撮影で使っているカメラを使用したカメラ実演など、普段見る事のできない撮影の裏側を紹介しました。
スクリーンに先生や生徒の顔がアップで映しだされたり、事前に教室後方に置いておいたぬいぐるみを映しだすなどし、遠い距離でも、近くで見ているように撮影できる事を知ってもらいました。
■地球温暖化について
地球温暖化について
異常気象の原因ともなっている「地球温暖化」について勉強していきました。
「地球温暖化」とはどんな状態の事を言うのか、地球温暖化が進むと今後地球はどうなってしまうのかなど、図を用いりながら説明しました。
「地球温暖化について説明できる人?」という講師の問いにはたくさんの児童が手を挙げ、自分の考えを述べてくれました。
地球温暖化について説明する児童
また、最後にクイズを通して地球温暖化の原因の一つであるCO2を削減する為にできることを学びました。
■後日、今回の授業の感想文をいただきましたので一部抜粋しご紹介します
●ケニアで動物はいっぱいいると思っていたけど、自分たちの知らない所では動物が激減していることを初めて知りました。
●私はこの授業を受けて電気をもっときれいな方法でつくれたらいいな~と思いました。それにCO2がいっぱいの世界はいやだからです。
●コンセントをつけていると、発電所から多くのCO2が出るのでできるだけコンセントをぬいておこうとおもいました。家でお母さんにゲームをした後はコンセントをぬいておいてよとよく言われるから、今日初めてそういうことだったのかと思いました。
●動物はどうやって獲物をとらえるのか、何頭(何びき)で過ごすのかを知れて、とてもうれしかったです。
●火力発電で二酸化炭素(CO2)がたくさん増え続けているという事を聞いて使っていない電気を使うものはコンセントを抜くことにしました。理由はこのままどんどん増え続けて地球温暖化になるから気をつけようと思いました。
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平成25年度 第15回 エコガク報告/広島市立可部南学校5年生
- 【 日 時 】
- 平成25年10月28日(月)14:00~15:30
- 【 場 所 】
- 広島市立可部南小学校 体育館
- 【 対 象 】
- 可部南小学校 5年生 77人 + 保護者 77人
可部南小学校
今年度第15回目の巡回スクール・エコガクは、可部南小学校5年生の皆さんを対象に開催しました。今回のエコガクは、PTCでの実施となり、事前に親子でできるものをしたいとの要望があり、親子で楽しめるゲームなどをし、終始楽しい授業となりました。
■事前に...
今回のエコガクでは、PTAの役員の方との電話や打合せの中で『親子でできるものをしたい』との要望をいただいていました。そこで、体験しながら学べる『ネイチャーゲーム』の実施を検討し、「カモフラージュ」というゲームを取り入れることにしました。これに加え通常のエコガク実施を提案しました。
PTA役員との打合せ
カモフラージュさせたもの
カモフラージュは、自然の中の動植物や虫を観察する際の注意力や観察力、集中力を高める為に行うゲームで、通常は林の中にロープを張り、自然の中に人工物を置きそれを一人一人観察し数を当てるゲームですが、今回は、PTAの役員の方のアイデアもあり学校内の植込みの中にロープを張り、班ごとの観察で答えを導き出す方法を取りました。
当日授業前に事前に集まっていただいたPTAの方たちと、カモフラージュの準備開始です。児童や保護者の方に見られないよう見張り役の方も設け人工物を事前に決めた植込みの中に置いていきます。
人工物もすぐ見てわかる大きなものや、とても小さな落ち葉と同色のクリップやお弁当などで使うバランなど様々な物を18個ほど置いて行きました。
目を凝らしてよく観察すれば発見できるものばかりですが、置き方には工夫しました。
■ゲームの開始前にはアイスブレイク
アイスブレイク
授業開始前、皆さんには荷物を体育館に荷物を置いてもらい、外に集合して、エコガクの開始です!
最初に、保護者の方にも参加していただき、緊張をほぐす為「アイスブレイク」を行いました。後出しじゃんけんでしかも児童・保護者の方には負けるようにあとから出してもらい、勝つかあいこの人には座ってもらいました。
これで、皆さんに笑顔も見え始めリラックスして授業開始です!!
■カモフラージュをやってみよう!
■正解発表!!
正解だと思う数に手を挙げる児童・保護者
体育館に戻り、答え合わせをしました。
「5個だと思う班の人!!6個...7...8...」
各班で出した答えを発表してもらいましたが、結局どの班も正解することができませんでした。
通常、このゲームは正解に近づくよう何度か挑戦するのですが、1回のトライで各班1分という制限時間を設けたこともあり、班ごとで話し合うとしてもなかなかすべてを見つけることは難しかったようです。
今回のゲームを通してまた、恐ろしい敵である鳥や肉食の昆虫から身を守る為にカモフラージュする虫や、逆にエサとなる虫たちに存在を気づかれないようにする為カモフラージュする虫など、自然の中に溶け込んでいる虫たちを探すのは難しいという事がわかったと思います。
次は実際に自然の中で自然観察をし、カモフラージュしている虫を見つけてもらいたいものです。
■ここからは通常のエコガクの時間
まずは『地球派宣言』について知ってもらいました。
地球派宣言は、ホームテレビが行っている環境保全キャンペーンで、20年前から変わらない3つの方針(①関心②理解③行動)を持って活動している事や、キャンペーンスポットは歴代の地球派宣言スタッフが世界各国へ行き撮影したものを使っていることなどお話ししました。
キャンペーンスポット
世界18ヶ国、2000種以上の生き物を取材
■ケニアの動物たちと現状
授業中の様子
2009年に取材した野生の王国と言われるケニアより、動物の紹介や、現在ケニアでは燃料確保や地球温暖化の影響で砂漠化が進み、動物たちが生きられなくなっている現状を、映像を交え紹介しました。
また、ケニアでの撮影の様子の紹介もし、撮影の裏側も知ってもらいました。
■地球温暖化について
地球温暖化について説明する児童
(左)地球温暖化の仕組み
(右)地球温暖化防止クイズ
続いては、世界の異常気象の一因と言われる『地球温暖化』について学んでいきました。小学5年生から、学校のカリキュラムで環境を学んでいくため、大事なキーワードです。
「地球温暖化の仕組みを説明できる人?」
「日本の発電にはどんなものがありますか?」
という講師の質問に、児童の皆さんは積極的に答えてくれました。
また、クイズを通して地球温暖化の原因の一つであるCO2を削減できる身近な行動について学びました。
■最後に
こんなものが隠れていましたよ
カモフラージュで使用した人工物を、最後に紹介しました。一つ一つ紹介すると、
「あったね~」「こんなのもあったのか~」など声が聞こえてきました。
今回のエコガクはPTCAでの実施という事もあり、児童、保護者が一緒に楽しめるものを取り入れました。
エコガクでは、実施する学校・団体の要望に合わせ授業内容を提案させていただいています。今後も、環境や自然についてわかりやすく楽しく学べるものを実施していきます。
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平成25年度 第16回エコガク報告/広島市立可部小学校 3年生
- 【 日 時 】
- 平成25年11月27日(木)14:00~14:45
- 【 場 所 】
- 広島市立可部小学校 視聴覚室
- 【 対 象 】
- 可部小学校 3年生 132人
今年度第16回目の巡回スクール・エコガクは、広島市立可部小学校で行いました。
可部小学校は明治7年創立ととても長い歴史のある小学校です
今回は3年生の児童のみなさんと、難しい環境問題や動物たちについて楽しみながら授業を行いました。
■地球派宣言はどこのテレビ局?
■生き物に興味をもとう!
■どうやって生き物を撮影しているのかな?
カメラ実演の様子
スクリーンには手を振る児童たちが
映し出されています
取材してきた映像はどうやって撮影しているのか実際に取材で使っているカメラを使用して実演を行いました。
スクリーンに児童たちの顔が映し出されると、みんな手を振ったりジャンプをしたりと大盛り上がりです!
また、事前に教室後方に置いておいたぬいぐるみを映しだすなどし、遠い距離でも近くで見ているように撮影できるカメラを使用している事を知ってもらいました。
■地球温暖化ってなんだろう?
左)地球温暖化について
右)クイズの一例
「地球温暖化」という言葉は普段よく聞く言葉ですが、その仕組みなどは知らないという人がほとんどです。
そこで、地球温暖化の仕組みや家庭から出る二酸化炭素の量などを見て、地球温暖化がどうしていけないのか、また、地球温暖化を防ぐにはどんなことができるのか考えていきました。
最後に地球温暖化を防止するためにできることについてクイズを通して学んでいきました。たくさんの児童が手を挙げ積極的に答えを言ってくれました。
今回のエコガクは3年生という事で、
できるだけ自然・生き物・環境に興味を持ってもらえるように授業を展開していきました。
「地球温暖化」については、まだ3年生には難しい内容になってしまいましたが、今後、環境について学んでいくなかで必ず出てくる言葉ですので、「地球温暖化」という言葉だけでも覚えといてもらえればと思います。
■後日、今回の授業の感想文をいただきましたので一部抜粋しご紹介します
● クイズやちきゅうはせん言のえいぞうははくりょくがあっておもしろかったです。
● 今日は、地球おんだん化のことや地球のいろいろな動物について教えていただいてありがとうございました。今日から温だん化のクイズで出たことを守ってがんばりたいです。
● アフリカゾウは1日に150キロもの草を食べるのに雨がふらないからえいようがとれなくてしんでしまうぞうがいると聞いてびっくりしました。
● 一番びっくりしたことは、やせいのどうぶつにえさをあげたら、やせいじゃなくなると言うことでした。
● わたしの家ではテレビのコンセントもさしっぱなしでそんなに電気をつかっていたとは思っていませんでした。お母さんに全部話してこれからせつやくするようにしたいです。
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平成25年度 第17回エコガク報告/ 広島市立翠町小学校5年生
- 【 日 時 】
- 平成25年12月6日(木)14:00~14:45
- 【 場 所 】
- 広島市立翠町小学校 体育館
- 【 対 象 】
- 翠町小学校 5年生 97人+保護者40人
今年度17回目の巡回スクールエコガクは翠町小学校で開催しました
今回は、「アラスカで見た自然保護と温暖化」というテーマでの実施となりました。
エコガク開催にあたり砂原常務の挨拶
今回のエコガクでは環境学習で出てくるキーワードや自然の素晴らしさを伝えることが学習の狙いです。
また、今回はPTCも兼ねておりたくさんの
保護者の方も参加してくださいました。
今回は、スリランカ取材中の井村に代わり、以前地球派宣言部に所属していた森田編成局次長に講師をしていただきました。
■ホームテレビの事、自然の大切さを知ろう
講師の森田編成局次長
広島ホームテレビの紹介や地球派宣言の紹介、キャンペーンスポットを解説を交え見てもらい、動物たちに興味を持つことから始まりました。
また、生き物たちが生きていくためには草木やきれいな水・空気が必要なこともお話ししました。
お話の途中には動植物の撮影方法を実際に撮影で使っているカメラを使って紹介しみなさんに知ってもらいました。
■本題「アラスカで見た自然保護と温暖化」について
授業中の様子
今回、以前取材したアラスカの映像を通してアラスカの雄大な自然をいかに保護しているか、氷河が溶けだしたり、氷河湖が枯れてしまうなど温暖化の影響がでていることなど知ってもらいました。
また、地球温暖化の仕組みや今後地球温暖化が進むとどのぐらい気温が上がってしまうのかについて学び、地球温暖化の原因であるCO2を削減するために身近にできることについてクイズを通して知ってもらいました。みなさん、積極的に手を挙げ答えてくれ、児童達の積極性も感じられました。
最後に児童代表より挨拶と感想を述べてくれました
翠町小学校のみなさんは、4年生までにさまざまな環境教育に取り組まれてきたようで、最後に行ったクイズに全問正解するなどとても理解されていたようです。
また、映像を通して自然を保護する事によりさまざまな生き物が生きていける事、一人ひとりが行動することによって地球温暖化を少しでも防止につながる事を知れたのではないでしょうか。
今後、今年度9回のエコガクを予定しており、12月のエコガクは向洋新町小学校で開催することになっています。
■後日、今回の授業の感想文をいただきましたので一部抜粋しご紹介します
● 世界のいろいろな動物たちが自然の中でなかよく命を守りながらくらしている様子がよくわかりました。
● 広島城にフクロウがいることにおどろきました。
● ぼくは今日の学習でアラスカのひょう河がとけていく映像をみて、なんだか生活が楽になっていくと共に地球の自然も減って変化していくような気がしました。
● 地球温暖化になっていくにつれて生き物がどんどんしんでいくというのに驚きました。
● 私はアラスカという国に行ってみたくなりました。なぜなら、自然が豊かで色々な動物もたくさん生息しているからです。
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平成25年度 第18回エコガク報告/ 広島市立向洋新町小学校5年生
- 【 日 時 】
- 平成25年12月18日(水)13:50~14:35
- 【 場 所 】
- 広島市立向洋新町小学校 多目的室
- 【 対 象 】
- 向洋新町小学校 5年生74人+保護者77人
今年度第18回目の巡回スクール・エコガクは、広島市立向洋新町小学校で行いました。向洋新町小学校は洋光台の中にある学校で、5年生のみなさんは総合的な学習の時間に環境問題について学んでいるということで今回エコガクをすることになりました。
■広島ホームテレビってどんなテレビ局?
授業中の様子
まず、最初にホームテレビについて知ってもらいました。
番組紹介・キャラクター紹介等、図を交え紹介しました。また、ホームテレビの環境保全キャンペーン「地球派宣言」の紹介をキャンペーンスポットを見ながら行いました。
■撮影の裏側
カメラ実演
キャンペーンスポットを見てもらったところで、キャンペーンスポットなどの撮影をどうやっているのかを実際に撮影で使っているカメラを使用して紹介しました。動物に気づかれないように迷彩服を着てカモフラージュして撮影をする事もあることなども紹介しました。
スクリーンに児童・保護者が映し出されると児童たちは手を振ったり大盛り上がり!動物を撮影するために遠くを撮影できるレンズのついたカメラを使用していることなど知ってもらいました。
■広島市内の自然を見てみよう!
広島城の周りにはスズメやカモが居る事、広島市内を流れる京橋川にはカワセミが生息している事や外来生物であるヌートリアがいついている事などを知りました。
また、人間の生活を良くするために開発が進んできたが、生き物が生きていくにはきれいな空気・水・土が必要なことなど身近な所にもたくさんの自然がある一方で環境が破壊されている事を知ったと思います。
広島市内の川にもカワセミが生息しています
授業中の様子
■アラスカの取材を通して自然の大切さ・温暖化について考える
アラスカの取材映像
今回、以前取材したアラスカの映像を通して、様々な動物が生息している事や、そのアラスカの雄大な自然をいかに保護しているのかについて紹介しました。
そして、氷河が溶けだし、氷河湖が枯れてしまうなど温暖化の影響がでていることなど知ってもらいました。
地球温暖化とは!?
また、地球温暖化の仕組みや今後地球温暖化が進むとどのぐらい気温が上がってしまうのかについて学び、地球温暖化の原因であるCO2を削減するために身近にできることについてクイズを通して知ってもらいました。
◆後日、今回の授業の感想文をいただきましたので一部抜粋しご紹介します。
● 私は環境のことをそんなにかんがえたことがありませんでした。でも、今日教えてくれて、ちょっとずつでも考えようかなと思いました。
● 家でも、CO2がなるべくでないように節電をしてかんきょうにいい事、動物にいい事をして地球温暖化を進めないようにしていきたいなと思いました。
● 氷河の映像をみさせてもらった時、今と昔ではとても違い地球温暖化がとても進んでいるんだなぁと思いました。
● わたしは地球派宣言の映像をみて、日本にはいない動物やめったに見れない動物の様子が見れたり自然を大切にしている国の様子を見て日本にはどんな動物が見れるのかなぁと思いました。
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平成25年度 第19回エコガク報告/ 広島市立戸坂城山小学校 1・2年生
- 【 日 時 】
- 平成26年1月8日(水)9:30~11:20
- 【 場 所 】
- 広島市立戸坂城山小学校 第二図書室
- 【 対 象 】
- 戸坂城山小学校 1・2年生 87人
今年度第19回目の巡回スクール・エコガクは、広島市立戸坂城山小学校で行いました。戸坂城山小学校での実施は2011年に実施したのに続き2回目で今回も2校時使い、
1・2年生を対象に行いました。
今回のエコガクは2時間目に1年生、3時間目に2年生と1校時1学年ずつで授業を行いました。内容は1・2年生同じもので実施しました
■地球派宣言について
弊社、常務取締役業務局長砂原の挨拶
授業の冒頭、ホームテレビで放送している様々な番組名を上げたところ、「知ってる~!!」と1年生授業の時も2年生の授業の時もたくさんの声が聞こえてきました。
また、取材先マップを見ながら、地球派宣言が今までにたくさんの国へ行きたくさんの生き物を撮影してきたことを紹介しました。
■地球派宣言について
授業の冒頭、ホームテレビで放送している様々な番組名を上げたところ、「知ってる~!!」と1年生授業の時も2年生の授業の時もたくさんの声が聞こえてきました。
また、取材先マップを見ながら、地球派宣言が今までにたくさんの国へ行きたくさんの生き物を撮影してきたことを紹介しました。
★1年生の様子★
サファリパークにいる動物は野生動物とは言えないことなどを紹介。
キリンのケンカについて「キリンは首でケンカするんよー」と言う児童がおり、講師を驚かす場面もありました。
★2年生の様子★
キリンの首が長いのは高いところにある草を食べるためということを紹介すると児童たちは驚いていました。
みなさん食い入るように映像をみていました。
■どうやって撮影をしているのかな?
カメラ実演
野生動物たちの映像を見てもらった後は、動物たちをどうやって撮影しているのか映像や実際に撮影で使用しているカメラを使って紹介をしました。
動物には近づいていい距離がりそれを保ちながら撮影していることも紹介しました。
カメラに向かって手を振る児童達
★2年生の様子★
「動物に襲われることなくどうやって撮影していると思いますか?」という講師の質問に、児童達は「武装する」「カメラのズーム」「ウェブカメラ」など様々な考えを述べてくれました。
どの答えも2年生ならではのユニークな答えばかりでしたが、実際の撮影では遠くにいる動物も近くにいるように撮れるレンズやズームができるカメラを使っていることを紹介しました。
■動物クイズ!!
最後に、もっと動物について知ってもらおうという事で動物に関するクイズを出題。
2択の問題で正解だと思う方に手を挙げてもらいました。
今まで真剣に授業を聞いていた児童達でしたが、正解が出ると喜ぶなどこの時ばかりは1年生も2年生も大盛り上がりでした。
クイズの正解に喜ぶ児童
★1年生の様子★
クイズ一問一問の答えに一喜一憂する児童達。
「ぞうは1日にどれだけの餌を食べるかな?」という問題には先生にも答えを選んでもらいました。4人の先生がいた中で①15キロ→3人、②150キロ→1人という結果に児童達もかなり答えに迷った様子でした。
◆後日、今回の授業の感想文をいただきましたので一部抜粋しご紹介します。
● はじめてしったことは、きりんがくびでたたかうところでした。
● いろいろどうぶつをみせてくれてありがとうございました。
● アジアのぞうはきばがはえていないのにアフリカのぞうはきばがはえているのでびっくりしました。
● はたおりどりはすをくさでつくるのでびっくりしました。あとすの下にあなをあけたり、しゅるいによってすのかたちがちがうのがいちばんびっくりしました。
● なんにもないところにアフリカゾウが小さな草を食べているところが一番心にのこりました。
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平成25年度 第20回エコガク報告/ 広島市立船越中学校 2年生
- 【 日 時 】
- 平成26年1月10日(金)15:00~15:50
- 【 場 所 】
- 広島市立船越中学校 視聴覚室
- 【 対 象 】
- 船越中学校2年生72人
今年度第20回目の巡回スクール・エコガクは、広島市立船越中学校で行いました。
船越中学校での開催は今回で3回目となりました。
生徒も積極的に発言をし、とても有意義な授業となりました。
授業前先生方との打合せ
最初に中尾教頭先生より挨拶がありました
■地球派宣言とは?
キャンペーンスポット
授業の冒頭、ホームテレビで放送している様々な番組名を上げたところ、「知ってる~!!」と1年生授業の時も2年生の授業の時もたくさんの声が聞こえてきました。
また、取材先マップを見ながら、地球派宣言が今までにたくさんの国へ行きたくさんの生き物を撮影してきたことを紹介しました。
■野生の王国「ケニア」の危機
授業中の様子
2009年に取材したケニアの映像をもとにライオン・チーター・ゾウなど、野生の動物の生態などの紹介や、燃料確保の為森林伐採や異常気象の影響で砂漠化が進み、動物たちの命が脅かされている現状を説明しました。生徒たちが大人になる頃には何種類かの動物が絶滅しているかもしれないこともお話ししました。
カメラ実演
ケニアでのお話しの途中には、普段見ることのできない撮影の裏側を紹介しました。 野生の動物をどうやって撮影しているのか、そして撮影で使っているカメラを使ってのカメラ実演も行いました。先生や生徒の顔をアップで映すこともできるカメラですが、これは動物達を撮影するとき、あたかも近くにいるように撮影するために、大きく映すことのできるレンズを使用している事を紹介しました。
■世界自然遺産「小笠原諸島」
真剣に授業に参加する生徒たち
昨年6月に世界文化遺産登録された「富士山」。自然の山である「富士山」がなぜ文化遺産だったのか理由を考えていきました。
そして、日本に4か所ある世界自然遺産の中の「小笠原諸島」を題材に独自に進化してきた生き物の紹介や生態系について学んでいきました。
また、その生態系が180年前、人間が入植してきたことにより外来種が生息し、生態系が変化してしまった事など映像を交えお話ししました。
■地球温暖化について
地球温暖化の仕組みや今後地球温暖化が進むとどのような影響が出るのか図を用いりながら説明しました。
最後に、今回エコガクの事やテレビ局について質問コーナーを設けたところ、「地球派宣言は何人いるんですか?」「ケニアの撮影でピンチはありましたか?」など様々な質問をしてくれました。
◆後日、今回の授業の感想文をいただきましたので一部抜粋しご紹介します。
● 小笠原はもう少し自然なイメージがあったのですが人の手が入っていたということはびっくりしました。驚愕です。でもその人間の手があるからこそ小笠原の自然は今も守られているのだから、人間がしてしまったことだけどそこはしっかり守らないといけないと思いました。
● 小笠原諸島にしかいない植物や動物がいることも初めて知りました。
● 地球温暖化は人間の手によって進められているので、少しでも止められるよう私にもできることをしたいと思いました。
● 井村さんが見た自然を私もこの目で見てみたいなと興味を持ちました。だから大人になったら外国の様々な動物(野生の)を見てみたいです。
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