世界中を取材した自然を紹介し、環境に関心を。

子育てに参加/エナガ(広島市)

枝の根元に作られた巣で、子育て中の鳥、エナガをみつけました。
親鳥はえさ運びに追われています。真白に長い尾羽が特長の可愛い小鳥です。
全長は14センチ。苔とクモの糸などを使って巣をつくります。
繁殖期はふつうオスとメスのつがいとなりますが、ヒナにはつがい以外の鳥もエサを与えて子育てに参加する、いわゆるヘルパーをする現象が見られます。

砂の大地に適応/オリックス(ナミビア)

オス、メス共に真っ直ぐに伸びた非常に美しい角を持ちます。
ナミブ砂漠などの乾燥した場所に生息し、脚は広がり砂地を歩きやすいように進化しています。
日中の気温がかなり上がる場所では日差しと高温を避けるため木陰に入ることも。
ナミビアの野生動物は政府が保護区の維持に充てている潤沢な予算で守られています。

毒で勢力拡大/ハナミノカサゴ(高知県)

全長が40cmほどで、沿岸の浅場の岩場やサンゴ礁、洞窟の入り口などの場所でよく見られます。
小魚やエビなどの甲殻類を食べます。
大きな胸びれを利用して、これを広げて、小魚を追い込むようにして捕らえます。
背びれと胸びれが大きく、ゆったりと泳ぐ姿は美しいですがすべての棘には毒があります。

生存のコツは偏食なし/アカビタイチャイロキツネザル(マダガスカル)

普通は5~12頭程度の群れで生活しています。
多い時には30頭近くの群れをつくることもあります。
主に昼間に活動しますが、乾季などは夜間活動することも。
ほとんどの時間を樹上で過ごし、たまにしか地上に降りません。
長くて太い尾は樹上でバランスを取るのに役立っています。
跳躍力にも優れていて、樹間を巧みに移動することができます。
果実や木の実花などのほか、樹皮や樹液、昆虫類やクモ、鳥の卵など何でも食べるので個体数は増えています。

渓谷の涼を求め/カラスアゲハ(島根県)

中国山地西部、島根県益田市にある匹見峡。
清流と奇岩が織りなす多彩な渓谷美は約1kmにわたります。
そこで水分を補給していたのがカラスアゲハです。
黒っぽく、はねの表が緑色や青色に輝いて見えます。
都会には少なく郊外でよく見られます。
山道の湿った地面で吸水していることもしばしば。
ツツジなどの花でよく吸蜜します。

アフリカヤマネコ(ナミビア)

座った姿勢や歩き方が特徴的なネコです。
世界で広く飼育されているイエネコの起源とも言われています。
砂漠地帯に多く住んでおり、主に夜行動し獲物を探し、狩りをします。
狩りの獲物は鳥や爬虫類、虫など。
聴覚が優れていて、小動物の音に敏感に反応します。
砂漠で暮らしながらほとんど水は飲まず、水分は食べ物から摂取します。

モンハナシャコ(フィリピン)

ギョロリとした目が特徴の大型のシャコです。
体長は15センチほど。サンゴ礁や岩礁に生息。
巣穴から体を出して目をくるくる回し周囲の様子を伺います。
人間の10倍ともいわれる優れた目で様々な色を見分けます。
前脚から繰り出す強力なパンチでエサとなる貝やカニを砕いて食べます。

シジュウカラ(広島市)

安佐南区沼田町と佐伯区五日市町の境にある窓が山(標高712m)に登りました。
豊かな自然が残りハイキングコースとしても知られています。
そこにエサを捕獲したシジュウカラがいます。
胸に黒いネクタイのような模様を持った身近な小鳥です。
日本ではほぼ全国に分布していますが西日本には少ないといわれています。
木の穴に巣をつくります。