世界中を取材した自然を紹介し、環境に関心を。

雄川の滝(鹿児島県)

「雄川(おがわ)の滝」はNHK大河ドラマ「西郷どん」のタイトルバックに出てくる滝として有名になりました。特に滝つぼは透明感があり、エメラルドブルーに輝く水面が印象的です。場所は大隅半島の南大隅町を流れる雄川の上流。滝は落差46m、幅60m、大地をえぐるような滝の一帯は、荒々しい岩があらわになった渓谷です。白糸のように流れ落ちる滝、荒々しくそそり立つ岸壁、岩の間からしみ出す清冽な水と見るものを圧倒します。

ツグミ ムクドリ(三次市)

広島県の北の町、三次市に雪が降り始めました。住宅街の空き地にある柿の実を野鳥が忙しく食べています。元々ここを縄張りにしている留鳥のムクドリと後からやって来た冬鳥のツグミです。山にも街にも食べ物が少なくなった冬、人が収穫しなかった柿はご馳走です。あたかも両者による柿の争奪戦と化しています。

オシドリ(鳥取県日野町)

鳥取県日野町を流れる日野川には、秋から春先にかけてオシドリが飛来します。多いときには1,000羽以上の姿を観察小屋から間近に見ることができます。オシドリはシイやカシのドングリを好み、川の底に潜水しドングリを拾い食べます。オシドリのオスは派手な冠羽など美しい色彩の羽毛を持ち、その姿は美しく、色彩の地味なメスと一緒にツガイでいることが多く、オシドリ夫婦の名の由来となっています。

エゾリス(北海道)

エゾリスを雪の森で見つけました。エゾリスはユーラシア大陸に広く分布するユーラシアリスの亜種で、北海道全域の平野部から、標高1700m程度までの常緑針葉樹林や落葉広葉樹林に広く生息しています。冬には秋に蓄えたクルミやヤマブドウ、ドングリやイチイなどの木の実を探して食べています。雪が50cm程も積もっていても、中から埋めておいた食べ物を探し出すことができると言われます。

ナンヨウマンタ(インドネシア)

インドネシアの小さなサンゴの島サンガラキ、この周辺にはマンタがよく現れます。マンタはエイの仲間では最も大きくなる魚で、体の幅は最大4m。マントのような姿のため、「マンタ」の通称で呼ばれています。大きいものでは体の横幅8m、体重3tに達します。熱帯の海のごく表層を遊泳し、泳ぎながらプランクトンを食べています。

ミアーズ氷河(アラスカ)

アラスカ州の南岸にあるプリンス・ウィリアム湾には1万もの氷河があり、そのひとつがミアーズ氷河です。この海域では、クジラやイルカ、ラッコ、トド、アザラシと言った海洋生物が海面に姿を現します。ミアーズ氷河は、大型で唯一海水面の氷河で、その幅は約1.6kmもあります。しかしアラスカの氷河は、地球温暖化による平均気温の上昇や大気の流れの変化により縮小し後退し続けています。

イソシギ(広島市縮景園)

イソシギが広島市縮景園の池のふちにいました。尾を頻繁に動かしながら、腰を上下に振りながら歩いています。イソシギはチドリ目シギ科に分類される鳥で、日本の多くの場所に生息しています。「磯鷸(いそしぎ)」という名前ですが、磯よりも河原や湖沼などの淡水域で見られることが多い鳥です。

キタキツネ(北海道)

国後島を望む北海道の標津でキタキツネを見つけました.雪の中で日差しを受けながら寝ています。キタキツネは本州・四国・九州に生息するホンドギツネよりも全体的にやや大きく、耳の裏と四肢の足首の部分が黒いキツネ。休んだ後、荒野を歩きだしました。

リードバック(ケニア)

ケニアのアバディア国立公園でリードバックのメスの群れに出会いました。リードバックは牛の仲間で草食の哺乳類。肉食動物から身を守る為、日中は暑さを避けて葦原(あしはら)や草むらに潜んでいます。いつも警戒しながら群れで暮らしているのでこちらが撮影し始めると、草を食べながら敏感にこちらを見ていました。