広島ホームテレビ

環境をテーマとしたさまざまな事業を実施しています

■平成24年度『エコガク』報告レポート/第1回~第10回

平成24年度 第1回エコガク報告/東広島市立高美が丘小学校 5年生

【 日 時 】
平成24年6月13日(水)14:10~14:55
【 場 所 】
東広島市立高美が丘小学校 オープンスペース
【 対 象 】
5年生 90人

巡回スクール・エコガクは、2009年より「地球派宣言・出前授業」として始まり、2010年より「地球派宣言巡回スクール・エコガク」と名称を改め開催しております。
地球派宣言が今まで撮影してきた映像などを元に自然の大切さや環境問題を学習できる授業として、昨年は2146人の方に受講していただき、本年度は15回以上を目標に開催していきます。

本年度最初の巡回スクール・エコガクは、東広島市立高美が丘小学校5年生を対象に実施しました。高美が丘小学校は一昨年にも開催しており、2度目の授業となりました。とても学習熱心な学校で皆さん真剣に授業に参加されていました。

■地球派宣言について

最初に地球派宣言の活動について紹介しました。
世界17ヶ国2000種類以上の生きものを取材していることを話すと、児童のみなさんは驚いていました。
また、「地球派宣言って知ってる?」という講師の問いにみなさん手を挙げてくださいました。

■世界自然遺産「小笠原諸島」

昨年取材へ行った小笠原諸島を元に生態系について学んでいきます。
小笠原にはどんな生きものがいるのか、生態系とは何なのか、また、小笠原の生態系が変化している事など映像を交えながらお話ししました。
児童のみなさんは普段見ることができない小笠原諸島の生きものたちに興味心身で、講師の話を時折メモを取りながら、真剣に授業を聞いていました。

■野生の王国ケニアとその危機

貴重な自然が直面している危機は、世界の至る所にあります。野生の王国ケニアも例外でなく、地球温暖化や人間の経済化活動により砂漠化が進んで、動物たちが次々息絶えていく現状を、映像を交えながらお話しました。

■地球温暖化について

地球温暖化の仕組みや、地球温暖化が進むとどうなるのか図を用いりながらお話ししました。
「地球温暖化を説明できる人?」という質問に、沢山の児童が手を挙げてくださり、答えてくれた児童も自分の言葉でしっかり答えてくれました。

■撮影の裏側を知ろう!

テレビ局ならではの、小笠原取材時の水中撮影の様子紹介や、実物のカメラを使ってのカメラ実演を行いました。

このときばかりと児童のみなさんはカメラに向かって手を振ったりとても楽しそうにしていました。

■家庭でできるCO2削減クイズ

最後に、家庭でできるCO2削減クイズを行いました。
どの問題もたくさんの児童が手をあげてくれました。
知っていることもあったと思いますが、今回のクイズで復習し各家庭で実践してくれたらと思います。

高美が丘小学校のみなさんは、先生や来校者の人が通りかかると、とても大きな声であいさつをし、授業中は姿勢を正し一生懸命話に耳を傾け、とても礼儀正しい学校でした。
また、授業の最後に質問コーナーを設けたところたくさんの児童がさまざまな質問をしてくれ、高美が丘小学校のみなさんは、とても意欲的に授業に参加してくださいました。
今年度、巡回スクール・エコガクは、13か所で開催予定となっています。

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平成24年度 第2回エコガク報告/広島市立三入東小学校 5年生

【 日 時 】
平成24年7月4日(月)9:35~10:20
【 場 所 】
広島市立三入東小学校 多目的室
【 対 象 】
5年生 62人

今回の巡回スクール・エコガクは、通常の学校や地域に出向いて行う環境の授業で、今年度2回目の開催です。
第2回のエコガクは、広島市立三入東小学校で開催しました。
三入東小学校は安佐北区の桐陽台団地内にあり、周りを山々に囲まれた自然豊かな学校です。
5年生では環境について学んでいくという事で、その最初のとりかかりとしてエコガクを開催することになりました。

授業開始前の様子

弊社、砂原取締役業務局長の挨拶

■地球派宣言って知ってる?

世界17ヶ国、2000種以上の生き物を取材 最初に地球派宣言がどんな活動をしているかをお話ししました。
地球派宣言がこれまでに取材を実施した世界地図を見ながら、世界各国さまざまな国や地域へ地球派スタッフが 独自に取材してきたことなどを説明しました。
また、地球派宣言の45秒のスポットを見たことあるか児童のみなさんに尋ねた所、ほとんどの児童が手を挙げてくださり、認知度の高さをうかがい知れました。

■「生態系」について学ぼう!

昨年、地球派宣言が取材に行ってきた「小笠原諸島」を元に生態系について学んでいきます。
小笠原の固有の生きものの映像を交えながら紹介し、180年前、人が入植したことによって、外来種が侵入し、生態系が大きく変化しつつあること、また、世界遺産となったこの場所が抱える問題点について、お話しました。

■カメラ実演

カメラに向かって手を振る児童達 授業の途中にはエコガクでは恒例のカメラ実演を行いました。 実際に撮影で使っているカメラが登場し、カメラに興味心身です。さらに、カメラで撮っている映像をスクリーンで映し出すと、みんな手を振ったり大盛り上がりでした。
動物たちを撮影する時は、動物たちには近づいていい距離があり、それ以上近づかないようにして撮影しているということもお話しました。

■地球温暖化について

地球温暖化について一生懸命説明してくれました
続いて、私たちがこれから先んなことから二酸化炭素が排出されの未来のために考えないといけない問題「地球温暖化」について勉強しました。
地球温暖化の仕組みや、人の生活のどんなことから二酸化炭素が排出されているかなど説明しました。
また、「地球温暖化を説明できる人?」という問いにたくさんの児童が手を挙げ答えてくれました。

■家庭で出来るCO2削減クイズ

クイズにたくさんの児童が手をあげてくれました
最後に、地球温暖化を防止する為にできることを簡単なクイズ形式で5問出題しました。
このときもたくさんの児童が手を挙げ
答えてくれました。

三入東小学校のみなさんは、授業中メモを取りながら真剣に授業に参加してくれました。 今回の授業で学んだ事を、未来の地球の為に自然環境を守れるよう、これからより一層理解し、行動してくれればと思います。

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平成24年度 第3回エコガク報告/広島市立矢賀小学校3・4年生

【 日 時 】
平成24年7月6日(金)14:00~14:45
【 場 所 】
広島市立矢賀小学校 体育館
【 対 象 】
3・4年生 127人

今回の巡回スクール・エコガクは、通常の学校や地域に出向いて行う環境の授業で、今年度3回目の開催です。

第3回のエコガクは、広島市立矢賀小学校で開催しました。
今回は3・4年生合同の授業というこうともあり、3年生でも楽しんで授業に参加してもらえるよう、クイズなどもたくさん盛り込みました。

授業開始前の様子

授業の最初に児童の代表より
挨拶がありました

■どうぶつクイズ

クイズの問題例 最初に、興味をもってもらえるよう、動物クイズを行いました。
問題は3つ、2択で正解だと思う方に手を挙げてもらいました。
元々、低学年用に作ったクイズだったためか中学年のみなさんはには少し簡単な問題となってしまいましたが、動物たちに興味をもってもらえたのではないでしょうか。

■テレビが伝える環境って何?

「テレビ局の仕事って何?」
「テレビが伝える環境って何?」
という問いを投げかけた所、沢山の児童が手を挙げ自分の言葉ではっきりと答えてくれました。
また、地球派宣言はどんな活動をしているのか、今まで取材に行ってきた国や地域、動物の紹介等しました。

■世界遺産「小笠原諸島」

小笠原諸島の映像より (ヒロベソカタマイマイ・テリハハマボウ) 昨年、世界自然遺産に登録された小笠原諸島を元に生態系について学んでいきました。
小笠原にいる固有の動植物の紹介や、180年前、人間が入植してきたことにより、今まで保たれてきた生態系が変化しつつあることをお話ししました。
少し難しい話でしたが、児童のみなさんは真剣に聞いてくれていました。

■撮影の裏側を知ろう!!

カメラに向かって手を振る児童 授業の途中には、普段テレビでは見られない撮影の裏側を紹介しました。
水中の魚やイルカなどをどうやって撮影しているか映像を見てもらいました。
また、撮影で実際使っているカメラを使い、児童のみんなをスクリーンに映し出すと、手を振ったり、立ち上がったり、この時ばかりはとても楽しそうでした。

■野生の王国ケニアとその危機

ケニアの様々な動物たちの様子や、一方で経済発展や燃料確保の為の森林伐採(ケニアの燃料の大半は木が占めている為)をし、新たに木を植えない事により砂漠化が進んでおり、草をエサとしている動物が生きられなくなっていることを映像を交えながら紹介しました

■地球温暖化について


地球温暖化についての問題例
図を用いりながら、地球温暖化の仕組みや原因について説明しました。
また、最後に地球温暖化についてのクイズを2問行いました。
2問とも授業をしっかいり聞いていればわかる問題ではありましたが、ほとんどの児童が正解していました。
3年生の児童にとっては難しい内容となってしましましたが、皆さん真剣に話を聞いてくれていました。

授業の最後には、児童の代表より挨拶がありました。
「地球温暖化について話してくれてありがとうございました。」
「いろんな動物たちを守っていくために環境を大切にしていこうと思いました。」
等、感想とお礼をしっかり自分の言葉でいってくださいました。

■後日、今回の授業の感想文をいただきましたので一部抜粋しご紹介します。

●ぞうは150キロものえさを食べるのに草がなくて、えさをちょっとしか食べられないのでかわいそうでした。
●今日勉強して地球を大切にしようと思いました。
●人間がしたことで、植物や動物などの生き物に害をもたらすことがわかりました。
●ぼくたちが温室効果ガス排出の削減に取り組まないといけないと思いました。
●この授業をきっかけに、地球の事や環境の事、動物の事をもっと調べていきたいです。
●カメラのアップの映像がすごくアップになっていてそうやって映像を撮っていると知りました

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平成24年度 第4回エコガク報告/広島市立幟町小学校4年生

【 日 時 】
平成24年9月5日(水)10:40~11:25
【 場 所 】
広島市立幟町小学校 図工室
【 対 象 】
年生 103人

今回の巡回スクール・エコガクは、通常の学校や地域に出向いて行う環境の授業で、今年度4回目の開催です。
第4回のエコガクは、広島市立幟町小学校で開催しました。
幟町小学校4年生の皆さんは、1学期に広島市水道局の方に出前授業にきてもらい、ダムの働きや浄水場の仕組み等学んだそうで、この度のエコガクでは、自然や環境について学んでいきたいという事でエコガクに応募していただきました。

授業開始前の様子

■地球派宣言について

最初に地球派宣言について紹介しました。
地球派宣言は3つの方針(関心・理解・行動)をもってさまざまな活動をしていることや、取材先マップやキャンペーンスポットを見てもらい、沢山の国や地域に行き、2000種以上の動植物を撮影していることを紹介しました。

■世界自然遺産「小笠原諸島」

小笠原諸島を基に生態系について学んでいきました。 一度も陸続きになったことがない為、独自に進化してきた動植物の紹介や、180年前に人がはいってきたことにより生態系が変化してしまった現状など、映像を見ながらお話ししました。
児童たちは、ミナミハンドウイルカやエイなど動物の映像が出てくると「すごーい!!」「おぉ~」など声を出しながら面白そうに見ていました

■撮影の裏側の紹介

カメラに向かって手を振る児童達 小笠原諸島のお話で見てもらった、ミナミハンドウイルカや魚たちをどうやって撮影しているのか映像を見ながら紹介し、陸上の撮影の時に使用しているカメラを使ってのカメラ実演を行いました。カメラで映した映像がスクリーンに映ると、みんな手を振ったり立ち上がったり大盛り上がりでした。

■地球温暖化について

地球温暖化の説明をした児童
自分の考えをはっきり答えてくれました
地球温暖化の仕組みや、今後地球温暖化が進むとどうなっていくのかについてお話ししました。
また、最後に地球温暖化を防止する為にできることについてクイズで出題し、一人ひとりが日常でできることを考えていきました。
「地球温暖化について説明をできますか?」という講師の問いには沢山の児童が手を挙げはきはきと答えてくれました 。
最後に児童の代表より挨拶があり「CO2を出さないようにし、日常の生活で自然を壊さないようにしようと思います」と自分の考えと感謝の言葉を伝えてくださいました。

■後日、今回の授業の感想文をいただきましたので、一部抜粋し、ご紹介します。

●私は、小笠原諸島は自然がいっぱいだけど人間が破壊してしまうのはいけないことだなと感じました。なので、私は自然を守るなど心得るようにがんばろうと思います。
●私は、小笠原諸島で、今、人が持ちこんだ木の中にまじっていたむしがかたつむりを食べたり、繁殖していると知ってただきれいな島ではないということが勉強になりました。
●ぼくは地球の環境のことや、小笠原諸島のことにすごく興味を持ちました。これからぼくはCO2をなるべく家族で出さないようにしようと思います。
●ぼくは、自分達の生活でかんきょうはかいをしていることを知ったので、電気せい品の主電源を切ることや、水の出しっぱなしなどに気を付けたいと思いました。これから心がけます。
●CO2がふえてきて地球があっつくなると聞いて勉強になりました。私はCO2をへらすようにできることをしていきたいです。

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平成24年度 第5回エコガク報告福山市立水呑小学校 4年生

【 日 時 】
平成24年9月7日(金) 13:55~15:30
【 場 所 】
福山市立水呑小学校 図書室
【 対 象 】
4年生 116人

今回の巡回スクール・エコガクは、通常の学校や地域に出向いて行う環境の授業で、今年度5回目の開催です。
福山市立水呑小学校での開催は今年で3回目となりました。今回のエコガクでは、地元の川である『芦田川』について学びたいとの要望があり、芦田川浄化センター蔵本成洋氏を講師に迎え、通常のエコガクと芦田川についての授業を2校時使い行いました。

会場の図書室

教頭 松葉先生

最初の1校時は通常のエコガクの時間です。
地球派宣言の紹介や、地球温暖化について学んでいきました。

■地球派宣言って知ってる?

地球派宣言についての紹介や、取材先マップやキャンペーンスポットを見てもらいCM中流れている映像を見てもらいました。
『ホームテレビではどんな番組を放送してる?』『地球派宣言って知ってる?』などの問いにはたくさんの児童が手を挙げ答えてくれました。

■世界自然遺産小笠原諸島

小笠原諸島を基に生態系について学んでいきました。一度も陸続きになったことがない為に、独自に進化してきた動植物の紹介や、180年前に人がはいってきたことにより生態系が変化してしまい、固有の動植物達が生きにくくなっている現状など、映像を見ながらお話ししました。
生態系を保つことで、そこに暮らす人々の暮らしを保つことができる事を知ることができなのではないでしょうか

■撮影の裏側を知ろう

カメラに向かって手を振る児童 動物たちをどんなふうに撮影しているのか、映像や実物のカメラを使い紹介しました。
カメラで児童のみなさんを映しだすと、みんな手を振ったり大盛り上がりです。

■地球温暖化について

メモを取りながら授業に参加してくれました 地球温暖化の仕組みや、今後地球温暖化が進むとどうなっていくのかについてお話ししました。また、最後に地球温暖化を防止する為にできることについてクイズで出題し、一人ひとりが日常でCO2削減のためにできることを考えることができたのではないでしょうか。

芦田川浄化センター蔵本成洋氏 休憩を挟み次の1時間は芦田川浄化センターの蔵本氏を講師に迎え、地元の川「芦田川」について学んでいきました。
最初に『地球の水』について学んで いきました。
水の惑星といわれる地球上には14億立法キロメートルそのうち人が使える水は0.01%(1リットルの水が入るコップにたとえると、たったの1滴)ということを知りました。
このことから、水は大切な資源ということが分かったのではないでしょうか。

つづいて、本題の芦田川についてです。
年間の雨量が全国平均の2/3と少ない事や、下水道整備率が全国平均と比べて半分程度。また、生活排水の影響などにより水質がよくない要因があるそうです。
そこで、浄化用水の導入や瀬戸川りん除去施設での植物による浄化、また、住民レベルで「食用油は直接流さない」「調理くずや食べ残しをながさない」「洗剤の使用量を減らす」など水質浄化チャレンジ月間を設け生活排水を減らす取り組みなど、水質改善に取り組んでいるということをお話ししてくださいました。

児童達はどうして芦田川が汚れているのか、どうしたら綺麗な川になるのか疑問に思っていたことが分かったと思います。
そして、最後に芦田川についての○×クイズを行いました。蔵本さんが景品に芦田川の魚がわかる下敷きを用意してくれたということもあり、クイズは大盛り上がり!!

クイズに正解し喜ぶ児童達 最後に児童の代表より感謝の言葉と、「川を汚さない為に油は新聞で吸って捨てるようにすることや、二酸化炭素を増やさない為にガスをあまり使わない、エアコンを必要でなかったら消すようにすることを気を付けようと思います」と自分の言葉で話してくださいました。

今回のエコガクを通して、地球規模で起きている生態系の変化や地球温暖化について学び、さらに地元の川である芦田川について、たくさんのことを知ることができたと思います。今後、今回のエコガクで学んだことを生かし、自然や環境についてさら理解し、何ができるかを考え行動してもらいたいと思います。

■後日、今回の授業の感想文をいただきましたので一部抜粋しご紹介します。

●ぼくは、人間が勝手に自然をこわしていることがいけないことだと思いました。
●地球派宣言のCMは今まであまり気にして見ていなかったけど、これからは動物の気持ちを考えながらしっかり見ようとおもいました。
●川とかにごみを入れたりしたら環境にやさしくないからできるだけ減らしたいです。
●ぼくは今日の勉強で人間が自分たちにとって大切な自然を破壊している事が改めてわかりました。今日の事から自分にできる事をしていこうと思いました。
●カメラで映してくれたことも楽しかったです。でもあんなに大きなカメラで動物をとるのは大変そうでした。
●私は今見ている小笠原諸島の自然は人間の手で守られながらある自然だということが分かりました。
●芦田川のことでは、地球上に人間がのめる水は0.01%しかない事や、川の周りに住んでいる人が多いから生活はい水で汚れていることがわかりました。

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平成24年度 第6回エコガク報告/広島市立宇品小学校 2年生

【 日 時 】
平成24年9月13日(木)13:50~14:35
【 場 所 】
広島市立宇品小学校
【 対 象 】
2年生 197人 + 保護者 約150人

今年度6回目のエコガクは宇品小学校で2年生を対象に開催。
2年生のPTA代表の方より、「自然と動物」をテーマにエコガクを実施してほしいという申し込みがあり、今回2年生のPTCでエコガクを行うことになりました。
当日は、ケニアの動物たちの紹介を主に撮影の裏側の紹介や、クイズなどを実施し2年生のみなさんでも楽しんでもらえる授業になりました。

会場となった体育館

授業開始前の様子

児童の後ろにはたくさんの保護者の姿がありました エコガクの会場となった体育館は、約4年前、立て替えられた新しい体育館ですが、宇品小学校は明治から続くとても歴史がある小学校です。
授業前に児童たちは各クラス整列して体育館に入ってきました。2年生でもみんなしっかりしています。
また、当日は保護者会もあるということでたくさんの保護者の参加がありました。

■野生の動物を見てみよう!

授業の様子まず、取材先マップを見てもらい、今まで地球派宣言が沢山の国へ実際に行き取材してきたことを話しました。
取材してきた映像からいくつか動物園では見られない野生の動物たちの様子を、解説を交えながら見てもらいました。
ライオンやぞうやキリンなどの映像に児童達は釘付けでした。

■世界自然遺産小笠原諸島

取材先マップ          取材映像より(ライオン・キリン)

■撮影の裏側を知ろう


(上)撮影の裏側
(下)車の中から動物を撮影する
   カメラマン
野生動物をどうやって撮影しているのか、ケニアでの撮影の様子を、映像を交え紹介しました。
そして、ここで取材用カメラの登場です。
カメラで児童達をスクリーンに映し出すと、みんな立ち上がったり、手を振ったりとみんな大はしゃぎでした。
ここで、野生の動物たちを撮影するときは、動物にとってこれ以上近づいてはいけないという距離があるということをお話ししました。
カメラに向かって手を振る児童達

■どうぶつクイズ!

クイズ中の様子 動物により興味を持ってもらおうと、どうぶつクイズを行いました。
クイズは全部で5問。2択の問題で体育館をカラーコーンで半分にくぎり、児童達には正解だと思う方に動いてもらいました。
200人近くの児童が一斉に正解だと思う方へ動いたり、正解がでると飛び跳ねてよろこんだりと一時は収拾がつかないほど終始大盛り上がりでした。

どうぶつクイズ

終始大盛り上がり!!

今回2年生が対象という事もあり、楽しんで授業に参加してもらえるよう、子供達が大好きな動物の紹介や、普段見ることのできない取材で使っているカメラの登場、クイズなど行いました。
後日宇品小学校からいただいた児童の感想文には「たのしかった」と書かれたものがたくさんありました。まだ2年生ですので今回のエコガクで理解することは難しくても、自然や動物に興味をもってもらえたことと思います。

◆後日、今回の授業の感想文をいただきましたので、一部抜粋し、ご紹介します。

●いろいろなクイズをしてくれてありがとうございました。えいぞうをいっぱいみたら、チーターってあんなに早くはしれるなんてはじめてしりました。
●わたしは、ちきゅうにはいろいろなどうぶつがいるとはじめてしりました。
●わたしは、ハタオリ鳥が草ですをつくっているのをきれいにつくっているなぁとおもいました。あときりんがくびでけんかしているのもはじめてしりました。
●わたしは、ホームテレビのかたみたいにどうぶつをなまでみてみたいです。大きくなったらいろんなどうぶつをみてみたいです。
●どうぶつを見せてくれてありがとうございます。わたしが見たことないどうぶつがいっぱいあってたのしかったです。また見せてください。

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平成24年度 第7回エコガク報告/庄原市立総領小学校

【 日 時 】
平成24年9月14日(金)13:50~14:35
【 場 所 】
庄原市立総領小学校 体育館
【 対 象 】
全学年89人+保護者30人

第7回の巡回スクールエコガクは庄原市立総領小学校で開催しました。
今回、保護者の方より、教育講演会でエコガクをしてほしいということで、応募があり開催することとなりました。
総領小学校は、周りを山々に囲まれたとても自然豊かな学校です。
全学年89人の少人数の学校ですが、みなさん一生懸命話をきいてくださいました。

会場となった体育館

最初に保護者の代表より挨拶がありました

■地球派宣言について

授業中の様子 最初に地球派宣言について紹介しました。
3つの方針(①関心②理解③行動)をもって活動していることや、取材先マップやキャンペーンスポットを見てもらいたくさんの国や地域で様々な動植物を撮影していることなどお話ししました。

■世界自然遺産小笠原諸島

続いて小笠原諸島を基に生態系について勉強しました。
昨年世界自然遺産登録された小笠原諸島の独自に進化してきた動植物の紹介や、180年前人間が入植してきたことによって外来種が侵入し生態系に変化をもたらしてきたことなどお話ししました。
また、水中の撮影の様子も紹介しました。

■野生の王国ケニア

ケニアの様々な動物たちの様子や、地球温暖化や経済発展などによる森林伐採で砂漠化が進み、動物たちが生きにくくなっている現状をお話ししました。
世界各地で地球温暖化の影響がでていることが分かったと思います。

授業開始前の様子

燃料となる木を求め、 遠くの山から運んでいます。

■撮影の裏側

カメラ実演の様子 野生動物をどうやって撮影しているかの紹介と、実際に撮影で使っているカメラを使ってカメラ実演をしました。スクリーンにみんなの顔が映ると手を振ったり立ち上がったり児童達は楽しそうにしていました。

■地球温暖化について

地球温暖化についての資料 地球温暖化の仕組みや普段の生活でどんな所から二酸化炭素が出ているのか勉強していきました。二酸化炭素は地球にとって、生物暮らせる温度を保つためになくてはならないものだが現在増えすぎている為、良くないということが分かったと思います。
低学年の児童には少し難しい内容でしたが一生懸命話を聞いてくれました。

■家庭でできるCO2削減クイズ

最後に、家庭でもCO2を削減できる事をクイズ形式で出題しました。沢山の児童が手を挙げてくれしっかり答えてくれました。中には低学年の児童も手を挙げてくれていました。
地球温暖化の話をしっかり聞いてくれていた証拠です。

●後日総領小学校の学校だよりにエコガクの様子が掲載されていました

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平成24年度 第8回エコガク報告/>段原公民館 ことぶき大学

【 日 時 】
平成24年9月24日(月) 9:30~11:30
【 場 所 】
段原公民館 研修室
【 対 象 】
ことぶき大学 50人

第8回の巡回スクール・エコガクは段原公民館で開催しました。
今回、広島市と締結している「ひろしまエコパートナー協定」の一環での「環境講座」の募集で段原公民館から申し込みがあり開催となりました。朝からたくさんの方に参加していただきました。

会場の研修室 50人もの参加がありました

■地球派宣言について

弊社講師である地球派宣言部長の井村より挨拶と、地球派宣言がどんな活動をしているのか紹介しました。
キャンペーンスポットや特別番組の撮影で、たくさんの国や地域に行き撮影していることや、エコガクやスポーツGOMI拾いなど環境をテーマにしたイベントを行い、広く環境に理解・関心を持ってもらおうと事業を展開していることをお話ししました。

■世界自然遺産小笠原諸島

1度も陸続きになったことのない小笠原諸島の貴重な動植物の紹介や、一方で人間が入植したことによる外来種の侵入や戦争により生態系が変化してしまった事、またそれを人間が本来の生態系にもどそうとしていることが評価され世界自然遺産に登録されたことなど、映像を交え紹介しました。

■野生の王国「ケニア」とその危機

ケニアの様々な動物たちの様子や、一方で地球温暖化や、燃料確保の為の森林伐採による砂漠化が進んでおり、草をエサとしている動物が生きられなくなっていることを、映像を交えながら紹介しました。 世界各地でこうした砂漠化が起こっており、環境問題の一つとして考えていかないといけません。

■撮影の裏側

ケニアでの撮影の様子の紹介や、実際にケニアの撮影でも使ったカメラを使ってのカメラ実演をしました。
動物にはこれ以上近づいてはいけない距離があり、近づくと逃げてしまうので遠くも撮影できるカメラを使っていることをお話ししました。

■地球温暖化について

「地球温暖化」という言葉は普段よく聞く言葉ですが、なかなかその仕組みを説明するのは難しいものです。
そこで、地球温暖化の仕組みや家庭から出る二酸化炭素の量などを見て、地球温暖化がどうしていけないのか、また、地球温暖化を防ぐにはどんなことができるのか考えていきました。

■家庭でできるCO2削減クイズ

最後に、地球派宣言グッズ争奪!!家庭でできるCO2削減クイズを行いました。
手を挙げて答えなければいけないところ手を挙げる前に思わず答えてしまう人が続出してしまいましたが、皆さん楽しまれていました。
クイズの内容は皆さんよく知っている事だとは思いますが、こうして学ぶことによって、改めて

話の間にはギャグも混ざりつつ、2時間休みなしでのエコガクとなりましたが、みなさん楽しみながら参加してくださいました。今回のエコガクを通して未来の地球の為に何ができるか考えるきっかけになったのではないでしょうか。

●後日、今回の授業の感想文をいただきましたので
一部抜粋しご紹介いたします

●とてもわかりやすく楽しい時間でした
●地球派宣言、楽しみに見ています。自然が大好きです、苦労がわかりました
●これからの生活を考え直す事、いろいろ参考になる話ありがとうございました
●家庭生活でも色々考えなければいけないと思います
●声が良く通ってユーモラスな話し方で2時間がアッと云う間でした
●これかは電気をこまめに消すようにします。ありがとうございました
●今後、一層エコに気を付けて生活していきたいと思います
●地球温暖化について自分にできること、生活の中に積極的に取り組んでいきます。

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平成24年度 第9回エコガク報告/広島市立城山中学校

【 日 時 】
平成24年10月24日(月)10:45~11:35
【 場 所 】
三次市粟屋町 高谷山展望台付近
【 対 象 】
2年生 82人

今年度第9回の巡回スクール・エコガクは広島市立城山中学校の2年生を対象に開催しました。
事前に小笠原諸島や地球温暖化について調べ学習をしていてくれたこともあり、とても真剣に授業へ参加してくれました。

授業開始前の様子
■地球派宣言について

最初に地球派宣言がどんな活動をしているかをお話ししました。地球派宣言がこれまでに取材を実施した取材先マップを見ながら、世界各国さまざまな国や地域へ地球派宣言スタッフが 独自に取材してきたことなどを説明しました。

■世界自然遺産「小笠原諸島」 メモを取りながら真剣に授業に参加していました

世界自然遺産「小笠原諸島」をもとに生態系について学んでいきました。
小笠原諸島では、1度も陸続きになったことがない為に動物や植物が独自の進化をしてきました。
しかし、180年前、人が入植してきたことにより、外来種が侵入や戦争により生態系に変化がもたらされている現状を、映像を交えお話ししました。
小笠原では今でも戦争で使われていた銃などが使える状態で残されていることを話すと、みなさん驚いていました。

■撮影の裏側を知ろう

小笠原でのイルカなど海の生き物をどうやって撮影しているかを紹介しました。
また、陸上の撮影で実際に使っているカメラを使って、どのくらい遠くのものを撮影できるかなどを実演しました。
動物たちを撮影する時は、動物たちには近づいていい距離があり、それ以上近づかないようにして撮影しているということもお話しました。

カメラ実演の様子
■地球温暖化について

地球温暖化の仕組みや、地球温暖化が進むとどのくらい気温が上がるのかなどについて説明しました。
また、家庭からの二酸化炭素排出量のグラフを見てもらい、普段の生活の中で様々な所から二酸化炭素を排出していることを学習しました

■家庭でできるCO2削減クイズ

最後に、家庭でできるCO2削減クイズを行いました。 みなさん、一生懸命考えクイズに答えてくれました。
このクイズを通して、一人ひとりの心がけ次第でCO2を削減できることを知ることができたと思います。

最後に児童の代表より挨拶があり「CO2を出さないようにし、日常の生活で自然を壊さないようにしようと思います」と自分の考えと感謝の言葉を伝えてくださいました。

◆後日、今回の授業の感想文をいただきましたので、一部抜粋し、ご紹介します。

●地球温暖化のことでは、私たちの生きている間では解決することのできない問題かもしれないけど、頑張って節電や節水をしたいと思います。
●小笠原諸島のことでは、そこにしかいない固有種が人間の手により絶滅の危機に察していることや、小笠原諸島にしかない植物が人間の持ち運んだ物資によりなくなるという現実も学びました。しかし、昔のすばらしい小笠原諸島を取り戻そうと頑張っている事も知りました。だから僕たちも今の現状を知り、協力するという行動に早く移さないといけないと思いました。
●小笠原諸島にはきれいな海があって人なつっこいイルカやめずらしい植物などたくさんあってすごくいいところだなと思いました。

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平成24年度 第10回エコガク報告/宇品公民館 宇品ことぶき学園大学

【 日 時 】
平成24年10月26日(金)10:20~11:20
【 場 所 】
宇品公民館 ホール
【 対 象 】
宇品ことぶき学園大学 100人

第10回の巡回スクール・エコガクは宇品公民館で開催しました。
今回、広島市と締結している「ひろしまエコパートナー協定」の「環境講座」からの申込での2回目の開催となりました。「宇品ことぶき学園大学」は、高齢者の生きがいづくり、ふれあいの場、生涯学習の場を目的とした講座です。

立派な垂れ幕を用意してくださいました エコガク開始前に
うじな保育園の園児のみなさんが、
歌を披露してくださいました
■地球派宣言について

地球派宣言が普段どんな活動をしているか紹介しました。
また、キャンペーンスポットを見てもらい、自然や野生の動物達の生態を紹介するとともにどんな思いで制作したかお話ししました。

ワオキツネザルについて説明中
■世界自然遺産「小笠原諸島」メモを取りながら真剣に授業に
参加していました

昨年世界自然遺産に登録された小笠原諸島を基に生態系について学んでいきました。
1度も陸続きになったことがない為、独自の進化をしてきた動植物たちの紹介や、180年前、人が入植し、一緒に入ってきた外来種や、育ちの早いアカギなどを植えた為、生態系が変化しつつあることをお話ししました。

■撮影の裏側

小笠原での水中撮影の様子を紹介し、陸上の撮影で実際に使ているカメラを使いカメラ実演を行いました。
動物にはこれ以上近づいてはいけない距離があり、その距離を保ちながら撮影していることも話しました。
カメラに映ると、みなさんは手を振ったりにこやかな笑顔を見せてくださいました。

カメラ実演の様子
■地球温暖化について 家庭からの二酸化炭素排出量

気温の上昇や海面の上昇など、地球にさまざまな影響が出ている地球温暖化。
その地球温暖化の原因や、地球温暖化に影響を与えているCO2が普段生活の中でどんなものから出ているのかを図を用いり説明しました。
CO2は地球にとってなくてはならないものだが、現在増えすぎている為地球温暖化になっているということは、日々の生活の中でCO2を削減していかないといけないことがわかったと思います。

■家庭でできるCO2削減クイズ

最後に、家庭でできるCO2削減クイズを行いました。
みなさん、一生懸命考えクイズに答えてくれました。
このクイズを通して、一人ひとりの心がけ次第でCO2を削減できることを知ることができたと思います。

沢山の参加者が手を挙げてくださいました

次回は、12月に広島市立伴南小学校他、地域や企業など4カ所でエコガクを開催する予定になっています。

◆後日今回の授業の感想文をいただきましたので一部抜粋しご紹介します

●今まで知らなかった事を知り勉強になりました(小笠原)。特に温暖化の話、一人一人気をつけなければと思いました。
●子孫に良い環境を残したい。良いお話を沢山聞きたかったです。
●生きているうちに一度行ってみたいです(小笠原)。
●人、物、自然を深く考えねばならないと感じた。温暖化についてよくわかった。
●小笠原諸島の名は戦前に聞いていた。今日の話は自然いっぱいの小笠原のきれいな景色や動物等興味をそそられました。エコの話もとても為になりました。
●自然と人間のかかわりで環境が変わることを学び良い時間でした。

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