2016年度放送分

食べ放題 グリズリー(アラスカ)

標高6194mのデナリ山を中心に広がるアラスカのデナリ国立公園。ここで親子のクマに出会いました。この公園で一番大きな動物、グリズリーベアです。体重は最大で450kg、体長2.5メートルにもなります。グリズリーは雑食性でなんでも食べますが、ツンドラの大地に実る小さなベリーの実をしきりに食べていました。

しぶき氷 吉武滝(広島県・三次市)

広島県三次市の明神山に吉武滝という滝があります。滝は水が落ちるというより、大きな岩盤の上を勢いよく滑り降りていくといった感じです。幅広く幾筋にも分かれて落ちていく水は冬になると周りの草にしぶきがかかり氷結します。ところどころに露出した岩やそこに差す木漏れ日など、自然が織りなす美しい調和を誇っています。

白い妖精 エゾクロテン(北海道)

エゾクロテンは北海道内に生息する警戒心の強い小動物です。尾を除く体長は約50cm、尾だけで15cmほど、体重は1~1.5kg程度のイタチの仲間の動物です。2010年の冬季国体のマスコットキャラクターに選ばれた愛らしい人気者です。森林地帯の樹上を中心に生活し、ネズミなどの小型動物や昆虫をはじめ、ヤマブドウ・コクワなど果実も食べます。

ひとやすみ カンガルー(オーストラリア・カンガルー島)

カンガルーがのんびりと過ごしています。カンガルーというと元気よくジャンプしている風景を想像しますが、ほとんどは食べて休んでいます。この場所は南オーストラリア州の沖合16kmにあるカンガルー島です。カンガルー島は本島から離れ、開発や外来種による影響を受けなかったことが幸いし、オーストラリア独自の貴重な動植物の宝庫となっています。

天空の神秘 オーロラ(アラスカ)

オーロラという名称はローマ神話の女神アウロラ(Aurora)に由来しています。 アラスカの夕刻、空が暗くなり、ぼやっとした雲のようなものが現れました。それはその後折り畳まれ、揺れる光のカーテンのように空に立ち上がり、そして広がり、ゆっくり消えて行く。かと思うと、また生き返る。このような現象を見ると、大自然への畏敬の念を持たずいられません。

初雪 コチドリ・ムクドリ・ヒドリガモ(広島市)

広島市内で初雪が降りました。温暖化で広島市内では中々雪景色が見られなくなりました。雪が降ったといっても白銀の世界とまでいかなく、薄く積もった程度です。市内を流れる川では、雪が舞う中で野鳥たちが活動していました。岸辺で餌を探すコチドリやムクドリ、川の中のヒドリガモ。いつもと変わりないように見えますが、今後この気候変動は多くの生き物に影響を与えていきそうです。

北極地リス 北極地リス(アラスカ)

北極地リスはアラスカのツンドラ地帯にいるリスの仲間です。体長33センチ~48センチの小さなリスで、木には登らず地面で暮らします。土に穴を掘って巣を作り、植物の実を食べます。北極地方に生息し、冬眠中の体温がマイナスにまで下がることが知られており、1年のうち9ヶ月を眠って過ごします。

セリバオウレン セリバオウレン(三次市)

広島県の県北の三次市は冬は雪が多い地方です。雪解けの季節、セリバオウレンを見つけました。セリバオウレン里山の林に生える小形の多年草で、本州と四国に分布しています。高さは10cmほどで小さい白い花を3つ程度つけます。早春の山裾に咲く白色の清楚な花です。

世界遺産の森  紀元杉屋久島

水と緑にあふれ神秘的な雰囲気に包まれた屋久島。屋久島は海からの湿った風が山にぶつかり、月のうち三十五日は雨と表現されるほど大量の雨が降ります。そのため標高の高い山では、木々は苔むし強い生命力を感じます。
紀元杉は樹高19.5メートル、胸高周囲8.1メートル、推定樹齢3,000年といわれています。木の先端は枯れていますが、斜面の下側から見ると樹勢を感じさせます。ヒノキ、ヤマグルマ、アセビ、ヤクシマシャクナゲ、ナナカマドなど約12種類の着生樹があり、樹上に育っているとは思えないほどの大きさに育っています。
森閑とした空気の中の老大木のたたずまいは、見る者を圧倒するような厳粛さがあります。

アランガチの滝  ツワブキ・キセキレイ奄美大島

アランガチの滝は奄美大島にある落差30mの滝。奄美群島最高峰の湯湾岳を源流としています。滝は奄美南西部の宇検村(うけんそん)にある新小勝(あらんがち)のためアランガチの滝と呼ばれます。
こんもりと茂った緑の森の中に現れる滝。そばにはツワブキの花。岩にはキセキレイが虫を探していました。滝つぼに流れ込む水しぶきが霧状に舞って、南国でも辺りはひんやりとします。

ハサミで威嚇  ハクセンシオマネキ広島市太田川放水路

ハクセンシオマネキは甲羅の幅が2~3cmくらいの小さいカニで,干潟に直径2~3cm 深さ20~30cm程のJ字型の巣穴を掘り,周囲には掘った砂団子が見られます。オス二匹は縄張り争いでしょうか、大きなハサミを互いに絡ませて相手を威嚇する姿勢です。オスのハサミは左右のどちらかが大きく、白色でつるりとしています。ハサミを振る姿が、白い扇をかざしているように見えることからハクセン(白扇)という名前が付いています。
しかし干潟の減少で数が少なくなり広島市内で見られる場所は限られ、絶滅危惧類に指定されています。

森の忍者  エゾリス (北海道)

エゾリスはニホンリスの亜種です。一生を樹上で生活します。もちろん木登りは誰よりも得意で、頭を上にしたり下にしたりしながら、平気で上り下りしています。食性はほぼ植物食で、夏季から冬季にかけて主にオニグルミやマツ科の種子(アカマツ、カラマツ、ゴヨウマツなど)を食べます。硬いオニグルミの種子を食べることができるのは、日本に住んでいる動物の中ではアカネズミとニホンリスだけです。

水辺に集合  サイ・ゾウ・キリン (ナミビア)

ナミブ砂漠のあるエトーシャ国立公園。夕方水辺に動物たちが集まってきました。まずはサイ。小さくて見えにくいですが2匹のジャッカルもいます。そしてゾウの群れ、小象もいます。そしてそばにキリンが待っています。ここは乾燥した砂漠、動物たちは貴重な水辺です。ここでのどを潤し夜を迎えます。

泳ぎの達人  バンドウイルカ (パプアニューギニア)

日本から南へ約5000km、大小700もの島々からなる国パプアニューギニア。パプアニューギニアは火山の多い国として有名でブルテン島のラバウル近郊のダブルブル山は今でも噴火を続けています。豊かなサンゴ類に彩られた海には、様々な回遊魚が群れ泳ぎ、イルカやクジラ、ジュゴンといった哺乳類に至るまで、数多くの海洋生物の姿を見ることができます。
バンドウイルカがいました。泳ぐスピードは最高時速55km、これは自動車と同じくらいのスピードで泳ぐことができるということです。

オットセイ オットセイ (広島県・三次市)

オーストラリアで3番目に大きい島、カンガルー島。カンガルー島の南の海岸では、南極からの押し寄せる強風や荒波が、長い歳月をかけて、不思議な岩の造形を生み出しました。
アドミラル・アーチは、この島ならではのミステリアスな景色をみせてくれます。周辺の海岸は、ニュージーランド・オットセイの生息地としても知られています。

ノドジロオマキザル  ノドジロオマキザル (コスタリカ)

ノドジロオマキザルは中央アメリカのホンジュラスやニカラグア、コスタリカ、パナマなどの他、コロンビアやエクアドルの海岸に沿って分布している。尾は体長よりも長く、木の枝などに巻きつけることができます。 また、尾をクルクルと巻いていることから、「リングテール」とも呼ばれています。主に果実や種子、花、蜜などのほか、昆虫類を食べるが、トカゲやカエル、ネズミやリス、鳥やカニ、貝など、地域や季節によって様々なものを食べます。

カイツブリの子育て  カイツブリ (広島県・三次市)

カイツブリは池や沼や湖で、そこに浮いていたかと思うとアッという間にもぐってしまい、あちらの方でポッカリ浮かびあがる潜水の名手。またヨシなどの植物や杭(くい)を支えにして、水上に浮いたような巣をつくり産卵・子育てを行います。 ヒナは親鳥の羽の中で休みます。そして片方の親が餌を運びます。昆虫や魚です。

ダイモンジソウ  ダイモンジソウ (広島県・庄原市)

庄原市高野町から三次市君田町にかけての神野瀬川流域は、優れた自然の風景や貴重な自然が多く残されており、県立自然公園に指定されました。2736haの区域は県内最大規模で、神野瀬川の旺盛な侵食により峡谷の深さは約300mにも及ぶ雄大さを誇っています。 この渓流に咲く花の一つがダイモンジソウです。日本(本州の関東より西・四国・九州)・朝鮮半島・中国・サハリンなどに分布する、毎年花を咲かせる多年草で、山野草として扱います。湿り気のある環境を好み、渓谷の岩肌などに自生します。 5枚の花びらの長さと並びが、漢字の「大」の字に見えるのでこの名前があります。

カタクリ  カタクリ (広島県・三次市)

雪の融けた野山で、春の訪れを告げる花の一つがカタクリの花です。カタクリは早春に咲く花で、夜間寒さから守るため、おしべやめしべを守るため花を閉じています。やがて日が差し込むと、受粉を行う昆虫を呼び込むために花を開きます。花が開く時間はおよそ1時間。今回は早回しにして紹介しています。カタクリが咲くまでは、毎年少しずつ球根に養分が蓄積され、発芽から開花までには7-8年を要します。

原尻の滝  原尻の滝(大分県)

原尻の滝(はらじりのたき)は、大分県豊後大野市の大野川水系緒方川にある滝です。「日本の滝100選」に選ばれ、大分のナイアガラと呼ばれています。幅が約120メートル、高さ約20メートルから豪快に流れ落ちる大滝です。滝の起源は、約9万年前に起こった阿蘇山の大噴火で、火砕流が九州全土を覆い包む程大量に発生しました。火砕流はこの地に何十mもの厚さで積もり、徐々に冷え固まり石となる時、縦方向の割れ目ができ、そこに川の水が流れ込み、この滝が創られたのです。

ヨスジフエダイ  ヨスジフエダイ(奄美大島)

奄美大島は九州と沖縄本島のほぼ中間に位置する南国の島です。この海は水温が高く多くの魚たちが生息しています。ヨスジフエダイは南日本以南、インド洋から西太平洋にかけて広く分布している魚です。体色は黄色で、体側に特徴的な四本の青い縦縞があります。 岩礁の周りで、数十~数百匹の大きな群れとなってゆっくりと泳ぎ、 夜間に小さなエビ・カニ類などを捕食しています。

キタキツネの子育て カタクリ  キタキツネ (北海道)

キタキツネの子どもが牧草地と雑木林の間の巣にいました。子どもは4匹。じゃれあっています。するとカラスが子ギツネの上に現れました。カラスを警戒してか、牧草地の間から親キツネが素早く現れ、子どものそばに行きました。子ギツネはすぐに親に気づき甘えます。 キタキツネは本州・四国・九州に生息するホンドギツネよりも全体的にやや大きく、耳の裏と四肢の足首の部分が黒いキツネ。ネズミやエゾユキウサギ、鳥類、昆虫などを主に食べます。春先に子どもを産み、秋にかけて雌が育てます。

テングザル  テングザル (インドネシア)

テングザルはインドネシア・カリマンタン島に生息する固有種です。マングローブ林や湿地林に、小規模な群れを作って生活します。大人になると、特にオスの鼻が大きく長くなるのが特徴です。彼らが最も活発に活動するのが早朝と夕方。いくつかの群れが集まっているのでしょう。樹上では子ザルたちが集まって遊んでいます。ツルから落とされてもそこは木登り上手。心配はいりません。もし川に落ちたとしても、彼らは指の間に水かきをもっていて、泳ぎも達者なのです。

カワセミ  カワセミ(広島市)

カワセミは水辺に生息する小鳥で、鮮やかな水色の体色と長いくちばしが特徴です。 その美しさから「ヒスイ」「青い宝石」と呼ばれることもあります。海岸や川、湖、池などの水辺に生息し、公園の池など都市部にも現れます。古くは町中でも普通に見られた鳥だったのですが、高度経済成長期に、生活排水や工場排水で多くの川が汚れたために、都心や町中では見られなくなりました。しかし近年、水質改善が進んだ川では、広島市中心部でも再び見られるようになってきています。

エゾシマリス  エゾシマリス(北海道)

エゾシマリスは体に縞があり、頬袋をもつ、頭胴長が約15cm、尾長が約12cmの小型のリスです。体毛は茶色で、背中には5本の黒い縞があります。北海道では、10月から翌年4月まで約200日間冬眠をします。春に冬眠から目覚めると、新たに別の穴を掘って地上に出て来ます。

チーター  チーター(ケニア)

いわずと知れた”スピードハンター”、それがチーターです。瞬間最高速度は陸上動物No.1の約110km/hです。それは100mを3~4秒で走る速さです。しかもレーシングカーよりも加速が速く、驚くべきは一瞬のうちに止まれる制動力をもっています。外見は他のネコ科の動物と比べ、頭は小さく、細く長い脚と胴体、出しっぱなしの爪など、とても独特な進化を遂げています。