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世界遺産の島・宮島に高級宿泊施設誘致で地元反発 廿日市市・松本市長「住民と合意しながら計画を進める」

広島

広島県廿日市市にある世界遺産の島・宮島の高級宿泊施設誘致について、廿日市市の松本市長は住民と合意しながら計画を進める意向を示しました。

廿日市市 松本太郎市長
「皆さんのいろんなお考えをくみ取りながら、私たちの計画を前に進めることができれば一番いいんだろうなと。」

廿日市市が主導する宮島・包ケ浦自然公園への高級宿泊施設誘致計画について松本市長は、住民との協議会が初めて開かれたことは大きな一歩だとして、期限を設けず合意しながら進める意向を示しました。

廿日市市 松本太郎市長
「マスコミの皆さん・・・宮島は非常にナーバスなのでよろしくお願いしますね。」

誘致計画については、廿日市市が事業者公募に向けた業務費など約1320万円を予算化した一方、反対する地元住民らは、宮島の生態系や自然環境の破壊につながると懸念を示し署名活動をしています。

協議会では宿泊施設の誘致を含め、包ヶ浦の活用のあり方への意見を集約することにしていて、次回は28日に開催されます。