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重さ1トン…引き手100人で巨大凧が大空に「座間市大凧まつり」 

社会

 神奈川県座間市の相模川では端午の節句を祝うイベント「座間市大凧(おおだこ)まつり」が行われました。

 座間の大凧揚げは、江戸時代後期から続く伝統行事です。

 昔は3、4メートル四方の凧をそれぞれの家で揚げていました。

 時代とともに凧は大きくなり、現在の大きさになったのは明治の中ごろからです。

 今回揚げた7間凧と言われる凧は縦横13メートル、重さは1トンにもなります。

 約100人掛かりで引き綱を引き、凧が揚がり始めると歓声と拍手が沸き起こりました。

 7間凧に公募で選ばれた文字は、輝くに龍で「輝龍(こうりゅう)」。

 今年の干支(えと)である龍が光り輝きながら空を駆けるように力強く美しい様子を表現しています。

 このイベントは5日にも行われる予定です。