イランの攻撃に対するイスラエルの報復が懸念されるなか複数のメディアがイスラエル軍が反撃の方法について決定したと伝えました。
イスラエルの公共放送など複数のメディアは16日、イスラエル軍がイランへ報復する方法を決定したと報道しました。
ただ、時期については必要な準備ができておらず流動的で、今回の決定が変更される可能性もあるとしています。
攻撃対象について戦時内閣の閣僚らがイランの重要拠点を攻撃するべきとネタニヤフ首相に提案したものの拒否されたという情報もあり、イラン国内への直接攻撃になるのか、国外の施設を狙うのかなど多くの臆測を呼んでいます。
また、情報筋によると、政府高官の1人は正式な決定を遅らせてもイスラエルにデメリットはなく、「イランを不安にさせておけばよい」と語っているということです。
ヘブライ大学の世論調査によるとイスラエル国民の74%が、同盟国との関係が損なわれるようであれば、イランへの攻撃に反対すると答えていることが分かっていて、イスラエル政府の出方に注目が集まっています。