今月運用が始まったばかりの新たな救急車。集中治療の環境も整え「走るICU」と呼ばれる最新の医療車両の内部が公開されました。
広島大学病院で新たに運用が始まったマイクロバスのサイズの「大型救急車」。
呼吸不全の場合などに活用されるECMO=心肺補助装置や人口呼吸器を搭載し、安定的に重症患者を搬送できる機能を持ちます。
また最大で8人が乗車可能で、搬送中でも救命救急士や医師、看護師らによる高度医療が継続できるいわば“走る集中治療室”です。
川村凌記者「こちらの車の中には病院で遠隔でつながるシステムが整っていて、搬送中でも集中治療を行えるということです」
5G通信を活用し、設置されたカメラなどを通して病院とリアルタイムで情報共有できる遠隔診療システムを日本で初めて導入。
搬送中の状態の悪化などにも対応し、患者の救命率の向上を目指すとしてます。
また搭載する酸素量は通常の救急車の約6倍で、3時間ほどの長距離搬送も可能だということです。
広島大学 大下慎一郎准教授「車内で何かトラブルが発生しても車の中で医療行為ができる。この救急車を最大限に生かいして地域の皆さまの健康維持に努めてまいりたい」
広島大学病院から約100km圏域での運用を想定していて、災害時にも出動可能だということです。