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23日リニューアルオープンの大和ミュージアム 忠実な再現を追求【広島県・呉】

広島

4月23日のリニューアルオープンを前に、呉市の大和ミュージアムで報道関係者向けの内覧会が開かれました。

2005年の開館以来、ミュージアムの象徴として親しまれてきた10分の1サイズの戦艦大和模型も、今回の改修で細部が見直されました。
注目の一つが、艦首部分に取り付けられた「菊の紋章」です。
これまで直径約1.5メートルと考えられてきた紋章は、近年の海中潜水調査の結果をもとに、実際の大きさに近い約1メートルへと縮小されました。
調査で新たな事実が判明したことを受け、より正確な姿に修正されたということです。

大和ミュージアムの戸高一成館長は
「直したくなかった点が見つかることもあるが、事実が分かった以上、正確に再現したいという思いで手を入れた」
と話します。

忠実な再現へのこだわりは、わずか1センチほどの部品にも及びました。艦の上部にあるレーダーの突起部分は、色をグレーから茶色に変更。こちらも潜水調査で実物が確認され、正確な色が分かったことから修正されたということです。

さらに、3階の展示室も全面的にリニューアルされました。旧海軍工廠をイメージした鉄骨構造の空間に、当時使われていた船のエンジンや航空機のプロペラなど、貴重な実物資料が並びます。来館者が間近で見て、触れて、体感できる展示を充実させました。
戸高館長は
「見たくても機会がなかった人に、もう一押ししたい。『また面白くなったから行ってみたい』と思ってもらえる施設にしたい」
と話し、来館を呼びかけています。