尾道市消防局は救急搬送していた高齢男性に誤ってケガを負わせたと発表しました。
尾道市消防局によりますと、11月27日午後9時半頃、搬送先の病院で70代の男性を運んでいたところ、地面の段差に気づかずストレッチャーが横転し鎖骨骨折などの重傷を負わせたということです。
男性の体はベルトでストレッチャーに固定されていましたが、事故当時はマニュアルで決められている3人ではなく2人でストレッチャーを運んでいました。
ケガを負った男性は命に別状はありませんでしたが、現在も入院しているということです。
尾道市消防局は「本人とご家族にお詫びを申し上げます。信頼回復できるよう安全確認を徹底するなど再発防止に努めます」とコメントしています。