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元巡査長 初公判で起訴内容認める 勤務中に現金盗んだ罪 広島地裁

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竹原署の分庁舎で、来訪者の現金を盗んだ罪に問われている元警察官の男が、初公判で起訴内容を認めました。

竹原署の元巡査長の被告(31)は3月、当時勤務していた竹原署大崎上島分庁舎で、免許証の手続きのため訪れていた人の財布や車から現金約10万円を盗んだ罪に問われています。

被告は「間違いありますか」と問われ「いえ、ありません」と起訴内容を認めました。弁護側の被告人質問では「自分の軽率な行動で多くの人に迷惑をかけてしまい申し訳ございません」と謝罪しました。

検察は「警察としての地位や信頼を悪用した」と指摘し懲役2年を求刑しました。

判決は来月23日に言い渡される予定です。