広島ホームテレビ

サークルから約800万円不正集金 競輪などに使用 県立広島大職員を解雇 広島

広島

県立広島大学は学生サークルから集めた約800万円を競輪などに使っていたとして、20代の職員を懲戒解雇にしました。

県立広島大学は10月、広島キャンパス教学課の20代の職員が、本来の業務ではない金銭の調整を行う立場のように振る舞い、複数の学生サークルから現金を受け取っていたと明らかにしました。

その後の大学の調査で、20代の職員は去年2月から今年9月までの間に、学生サークル18団体から129回にわたり金銭を払い込ませるなどしていたことがわかりました。

さらに、解散した1団体の口座を無断で解約し、払戻金も得ていました。

20代の職員は不正に集めた約800万円を、ネット競輪や借金の返済に使ったということです。

県立広島大学は20代の職員を4日付で懲戒解雇にし、刑事告発に向けて警察に具体的な相談をしているということです。