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広島県 カキ業者の利子負担方針固める 12月議会に補正予算案提出で調整

広島

県内で養殖のカキが大量死している問題で、県はカキ養殖業者の資金繰りを支援するため、借入金の利息を
負担する方針を固めました。

東広島市や呉市の海域では、水揚げした9割のカキが死んでいるなど、県の中東部の海域を中心に養殖業者に
大きな被害が出ています。

複数の関係者によると、県は養殖業者の資金繰りを支援するため、金融機関からの借入金の利息を負担する
方針を固めたということです。

この事業の融資枠は約30億円で、県は12月議会に関連経費を盛り込んだ補正予算案を提出する見通しです。

県はカキの大量死に各部署が連携しながら生産や観光など幅広い分野での対策を検討する連絡会議を設置しており、4日には横田知事が江田島市と呉市のかき養殖業者を視察する予定です。