広島ホームテレビ

カキ大量死で呉市がカキ養殖事業者へ50万円を支給 事業者と市長が意見交換も

広島

養殖のカキの大量へい死問題を受けて、呉市がカキ養殖事業者へ応援給付金として50万円を支給しました。


呉市周辺の海域では、養殖カキの大量死により出荷できるカキがほとんどない状況となっていて、呉市は事業資金の危機に直面している市内の漁協に所属する55事業者へ、「かき養殖応援給付金」として一律50万円を給付します。

22日呉市の新原芳明市長が音戸漁業協同組合を訪れ、15のカキ養殖事業者と現状の把握や今後の対応について意見交換を行いました。

呉市 新原芳明市長「各業者お困りの状況は聞いてますので、当面事業を進めるにあたって県や国のお金が出てくるまでの間、必要なものに使ってもらいたいと思います。」

呉市は今回の給付金はあくまで一時的なものとして、今後は国や県に支援の要請を行う方針だということです。