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南海トラフ巨大地震 県が新たな被害想定 県内死者数最大で約1万4千人 広島

広島防災・災害

南海トラフ巨大地震の県の被害想定が見直され、県内の死者数が最大で1万4千人にのぼると試算されました。

国が今年3月に公表した南海トラフ巨大地震の被害想定などを踏まえ、県は2013年に出した被害想定を見直しました。

県内の最大震度は県南東部を中心に広い範囲で震度6以上と見込まれています。

死者数は前回から1千人少ない1万4千人となりましたが、今回初めて算出した災害関連死は最大で3700人になるということです。

また沿岸部の建物が多いことから津波の被害が前回の倍以上となり、全壊する建物は最大で9万棟と想定されています。