原爆資料館で被爆者や遺族から新たに寄贈された資料の展示が始まりました。
青い空に渦を巻いて上って行ったというきのこ雲を撮影したカメラ。爆心地から4.2kmの自宅で被爆した当時16歳の波田達郎さんは「夢中でシャッターを押した」といいます。
原爆資料館東館1階で始まった「新着資料展」では、2023年度に被爆者や遺族56人から寄贈された資料のなかから126点が展示されています。
原爆資料館 高橋佳代学芸員「大切な人の記憶を伝えたいという思いで持ってきてくださっているので、そういったことを伝えたい」
また、海外原爆展の反響などを伝える展示も同時に始まっていて、いずれも来年2月1日まで開かれています。