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大雨で広島市など一時避難指示 庄原市では土砂崩れも…

広島防災・災害

11日からの大雨で広島市などに一時、避難指示が出されたほか、庄原市では土砂崩れで国道が通行止めになっています。

「午前4時、雷が光っています」

県によりますと、11日夜からの大雨で、県内11地点で避難指示が出されました。午前4時には広島市と庄原市の3万8千世帯約8万人が対象となり、最大で81人が自治体が開設した避難所に避難したということです。

「中区の歩道です。大きな水たまりができています」

避難指示は午前7時にすべて解除されました。この大雨による人的被害はありませんでしたが、庄原市で床上浸水が3件あったということです。

JR山陽本線は横川駅と山口県の岩国駅の間で始発から運転を見合わせました

庄原市総領町では土砂崩れが発生し、国道432号が11日深夜から通行止めになっています。

「こちら今は車が通行することができますが、一時通行止めになっていたということです」

廿日市市深江では水圧でマンホールが吹き飛び、道路のアスファルトが約3mにわたって剥がれました。

広島地方気象台によりますと、11日正午から12日午前10時までに降った雨の量は、神石高原町油木で87mm、廿日市津田で52.5mなどとなっています。