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原爆ドーム「県産業奨励館」開業110年 建築家ヤン・レツル氏を音楽でしのぶ

広島

現在の原爆ドームで被爆前の「県産業奨励館」が開館して110年。
15日、設計したヤン・レツル氏の没後100年を迎え、平和を願う音楽イベントが開かれました。

原爆ドームは、戦前、産業振興を進めるため没後100年となるチェコの建築家、ヤン・レツル氏が設計し110年前の8月15日に開館しました。

広島の歴史と平和への思いを発信しようと、広島市中区のおりづるタワーで開かれた音楽イベントには、広島ゆかりの5組のアーティストらが参加し演奏を披露しました。

■ひろしま文化大使・沖田孝司さん
「こんなステキな世界があるからそれに向かっていこうという気持ちをみんなで持ちたい。ここにいられる幸せも含めて思いを伝えていきたい」

初開催となったこのイベントは、来年も開催する予定です。