「744」この数字は何を差しているのかみなさん分かりますか?こちらは将来的に消滅する可能性があるとされる「消滅可能性自治体」の数です。
その一つでもある竹原市で人口減少の対策を考えようと企業や高校生らが集まりました。
「若者や女性が私らしくきらっと輝ける竹原の未来づくりに向け、街の未来を変えていくことをここに宣言します」
街の将来を力強く誓った約100人の市民たち。竹原市では人口減対策を地元企業などと考える取り組みのキックオフミーティングが行われました。
会場には高校生や子育て世代のお母さんの姿も…
参加者「子どもに直接関わらない人も女性の幸福を意識していくことで子育て中の母親にもすごく余裕ができる」
取り組みの狙いは「若者と女性の幸福度」の向上です。その理由は・・・
2050年までの20代から30代の「若年女性人口」の減少率が50%以上の市町を指す「消滅可能性自治体」。
県内では6市町が該当し、中でも竹原市は減少率が65.9%と最も高く、529人になると指摘されています。
竹原市 今榮敏彦市長「非常に危機感を感じるとともに、なんとかしようという機運が高まった」
今回、参加者が記入した市への要望は?
参加者「遊ぶところじゃぶじゃぶ池がほしい」「のびのびと子育てができる多様性重視の竹原になってほしい」
市は要望を集約して今後検討していくとしています。